てっきり後1回あると思っていた「八日目の蝉」だが、前回が最終回だった。(笑)
どこで数え間違えたんだ、わたしは?
それはそれとして、案外うまくまとめていたのが最終回だ。
特に北乃きいがずっと「疑問」として持っていた、壇れいが逮捕された時に言った「言葉」というのが上手にハイライトとして使われており、多少あざとい感は受けながらも心地よく「ちょっとした感動」を与えられる。
途中の凡庸な展開を考えれば、よく最終回で着地したと思う。

さて吉高由里子を「アネゴ」と慕う仲里依紗の「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」。
仲里依紗が頑張っている割にはさほどの興行成績ではないようだ。
それも映画の質を考えれば仕方ない面もある。
女性の動員がなければヒットは見込めない現状の日本であるから、「ヒーロー物」はいかにも分が悪い。
しかし一般男性も「一人で自分の好きな映画を見つけて」映画館へ足を運ぶようにならなければ、日本の文化度は上がってこない。