「月の恋人」の問題点は、他の多くのテレビドラマの問題点でもある。
しかしその前にこのドラマの篠原涼子について少し触れておこう。
実はわたしは篠原涼子のドラマ「アンフェア」や「ハケンの品格」をけっこうおもしろく観ていた。
しかしよく考えたら、両方のドラマとも特殊な役柄。
はっきり言ってほとんど「仏頂面」をしていればいいような役だった。
ひょっとして「普通の女性」の役は?
そんな疑問が生まれるほど「月の恋人」の篠原涼子の演技は、表情、発声、ボディランゲージなど、全てにおいてわざとらしさが目立つ。

「Mother」第8話、冒頭。
娘に会おうとする尾野真千子。
阻止しようとする松雪泰子。
松雪泰子は表情の作り方などが難しかっただろう。
尾野真千子の迫力が場を圧する。

吉高由里子映画「GANTZ」の原作26巻、読みました!
まずまずおもしろかったが、物凄く盛り上がるかと言えばそうでもないのがわたしにとっての「GANTZ」原作ではある。