「融通無碍」

宮本武蔵の生涯を描いた井上雄彦の「バガボンド」の中でも効果的に遣われている言葉です。
「バガボンド」の中では特に吉岡伝七郎との一乗寺の決闘において、武蔵が咄嗟の判断で伝七郎の脇差しを利用して腹を割いたのを見た吉岡道場の人間が、「武蔵はそこまで融通無碍の境地に達しているのか」と驚愕します。

「融通無碍」