●末尾ルコ詩D「猫、パリの雨」篇。

「猫、パリの雨」

雨が降る
パリに雨が降る
そんな5月の終盤だった
その雨はしつこかった
誰の涙か
パリの雨は
少なくとも
ルーマニアと
ポーランドの女を
泣かせた
そんな雨だった

・・・・・・

ぼくの素敵なネコを
泣かせることなど
あり得ない!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)