●ドゥテルテ大統領を賞賛する橋下徹、古谷経衡

末尾ルコ「国際情勢で知性と感性を鍛えるレッスン」

フィリピンのドゥテルテ大統領に関して日本国内でもどちらかと言えば、

「ドゥテルテを褒める方が気が効いている」

という風潮がある。

もちろんドゥテルテ大統領、褒める要素もいろいろあると思うけれど、当然ながら批判すべき要素も数多い。
しかし少なくとも、日本の政治家と比較してその行動を「羨ましい」とか評する存在ではないだろう。
例えば、橋下徹や古谷経衡といった人たちがドゥテルテ大統領を賞賛しているが、これらは客観的な評価には程遠く、評者の願望が大き過ぎるほど反映されているように見える。

それと、「神のお告げ」と言い出したドゥテルテ大統領だが、今後も「神」を持ち出すようであれば、今以上に警戒すべきであることは言うまでもない。