●末尾ルコ詩D「猫、文庫本」篇。

「猫、文庫本」

一冊の本
柔らかくなった薄い文庫本
どれだけ開いたかもう分からない本
『人間の土地』を
ぼくは今
新たな気持ちで開いている

・・・・・・

ぼくの素敵なネコと
並んで文庫本を
読みたいんだよ!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)