ひょっとしたら、(ある意味)この夏最高のエンターテイメントとして楽しませてくれるかもと思っていた酒井法子逃走劇だが、あっさりと出頭。
さすがは中途半端なエンタイテイナーぶりを発揮したというところか。

わたしの基本的なスタンスとして、本物のアーティスト、表現者、エンターテイナーであれば、そのプライバシーに関してはある程度寛容である。
ジム・モリソンが、ジャコ・パストリアスが、マルキ・ド・サドが私生活でどのようであろうが、彼らの残した芸術に何の曇りもない。

けれど酒井法子、押尾学・・彼らのやって来たことはとうてい「表現」の名に値するものではない。
だから彼らの醜悪な行動に関してまったく寛容になれないわけだ。