「ラブシャッフル」9.6％に。1.4％の上昇（笑）。吉高由里子の幻想。

「ラブシャッフル」の4回目の視聴率が9.6％に上昇している。（笑）
いや、だからと言って何の感想もないが。
どうせ破綻したストーリーなら、
徹底的に破綻させてほしいものだ。
でも破綻させるつもりがなくて破綻しているわけだから、
ここから意識的に破綻させるのは困難を極める。（笑）

せめて吉高由里子の「美しさ」の可能性を少しでも見せてほしいものだ。
その意味では赤い風船との共演はよかった。
このドラマではいつも吉高由里子は赤い風船と一緒に現れるというのはどうだろう。
持って来なくても、
いつの間にか赤い風船が側にあるとか。
そして松田翔太がこう問う。
「なんでいつも赤い風船があるんだ」
吉高由里子は微笑したまま何も言わない。
「なんで何も喋らないんだ」
吉高由里子は微笑したまま何も言わない。
この状態が10分ほど続く。

こんなシーンがあると、
わたしの中の「ラブシャッフル」は大きく価値を上げるのだが。
「恋人交換」などというテーマを掲げながら、
登場人物はいい人ばかり。
悩みをみんな抱えて、泣いたりして。

悩みを抱えているのは
みんな同じだ、すぐに泣くな。

平凡に毛が生えたようなものではなく、
本当に凄いもの、本当に恐ろしいもの、本当にエロティックなもの、
本当に胸をかきむしられるもの、
そんなものを観たい。

例えば？
「蛇にピアス」のように。

タグ：吉高由里子 アート 映画 「ラブシャッフル」 松田翔太 「蛇にピアス」 視聴率