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「群青」で「本格的ラブシーン」って何だ?の長澤まさみと、吉高由里子はずいぶん遠くにいるように見える [吉高由里子]

長澤まさみ主演「群青」の公開が6月に迫っているということで
完成披露試写会などの情報がいろいろ出てきている。
「本格的なラブシーン」というのがメディアを賑わしているフレーズだが、
なんなんだ「本格的なラブシーン」というのは?
いかにも日本的な表現。
「ラブシーン」というのは「愛の場面」ということだが、
これはつまり「メイクラブ」の「シーン」という意味で使っているのか。
もちろん「愛のコリーダ」ではないのだから、
本当の「メイクラブ」をスクリーンで見せるわけではない。
さらに今の長澤まさみがヌードを披露するわけはないので、
それでは「本格的なラブシーン」とは何を指すのだろう?
セックスの場面を暗喩的に見せることか?
長澤まさみって、
暗喩的セックスシーンは今までやったことなかったっけ?

とまあ、
「本格的ラブシーン」なんていう
あいまいなマスコミ用語が普通に出回っているから、
ちょっとからんでみたくなったわけです。

わたしが「本格的」などという陳腐な用語ではなく、
「本物のラブシーン」としてす思い出すものの一つが
「離愁」のロミー・シュナイダーとジャン=ルイ・トランティニャン。
ま、改めて書くこともあるだろう。

ありあまるポテンシャルを感じさせながら、
「東宝」的枠に収まらざるを得ない立場である長澤まさみは、
このままではどんどん他の女優に置いていかれそうにも見える。
ロケ地でのインタヴューで
ワイルドなヘアスタイルをしていたが、
とても似合っていた。
意外とバイオレンス映画なんか合いそうだが、
残念ながらそんな企画は浮かびそうにもない。

さて長澤まさみ。
わたしの中では
もっとも吉高由里子と共演するイメージができない女優の一人だ。
と言っても、
長澤まさみが嫌いなわけじゃない。
しかし何だろう、
あの演技の質。
いつでも「長澤まさみ」な雰囲気。
逆に言えば、
長澤まさみが吉高由里子と共演しても
違和感ない雰囲気になれば、
それは彼女が一皮むけたということかもしれない。

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