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昭和の女的「重力ピエロ」の吉高由里子。平成の女的サントリー「ハーバルクリア」CMの吉高由里子 [吉高由里子]

今週は「重力ピエロ」は観るわ、サントリー「ハーバルクリア」CMは観るわ、スカパーで「トンスラ」は観るわ。
さながら吉高由里子ウィークの様相を呈している。ああ、この夢いつまでも。
特に今週はTBSが史上稀に見るほどの鬱陶しさだから、その分吉高由里子の美しさがより光って見えるよ。
「ROOKIES」と「MR BRAIN」の大宣伝は、まさしく「ここまでやるか?」の世界だ。
特に「ROOKIES」は、ただでさえ異常な宣伝量の上に、いちいち出演者がユニフォームを着てハイボルテージで吠えまくる。
彼らは自分たちのやっていることがどのようなことか、内省することはないのか。

「重力ピエロ」の吉高由里子。
初めてスクリーンに現れた瞬間から、わたしは昭和へと一気にタイムスリップをさせられた。
しかもバブル以前。まだ日本が欧米に対して強い劣等感を持っていた時代。
多くの女たちが持っていたねちっこい視線。

そうかと思えばサントリー「ハーバルクリア」CMの吉高由里子は涼やかな、しかしシニカルな視線を持つOL。
吉高由里子ともっとも遠いと思われる「OL」を、吉高由里子がは涼やかにこなしている。
ある意味、非常に妖しいCMなのかもしれない。
実はあのOLは部屋にハゲたおじさまを監禁しているのではないか。
あまりに涼やかだから、そんな空想が頭を駆け巡る。
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コメント 2

ton

こんにちは。
吉高ウィークですね♪(笑)「トンスラ」ってスカパーでも放映されているんですか??やはり、後々、評判が高まったのでしょうか?
あの作品は類を見ない素晴らしさでしたよね。何回見ても笑えますし、衝撃を受けます。テレビドラマを本当に超越していますよね。
「重力ピエロ」いかがでしたか?吉高由里子が昭和的というのは本当にそうだとうなずいてしまいました。あまり出番はなかったですけど、ああいった弱気な役柄は初めて見ましたので、楽しめました。
「重力ピエロ」について、「水面みたい」と吉高由里子は語っています。「透き通った作品ではないと思ったんです。水面みたいに、なんか揺れてる感じ。底は見えないのに、自分の姿だけは(水面に)映ってるというか」
なんだか詩人ですよね(笑)ルコさんもおっしゃられてましたが、吉高由里子は彼女自身が「作品」であり「芸術」だなぁと最近本当に思います。そんな女優はいないので、感心を通り越して感動している毎日です。
「白い春」が終息に近づくにつれて、「新しい作品」殊更、映画の情報が待ち遠しいですね!!


by ton (2009-05-30 17:45) 

末尾ルコ(アルベール)

「トンスラ」はスカパーの日テレプラスでやってるんですよね。
「トンスラ」はもはやテレビドラマではありません。見事な表現です。あの作品が作られたことは、ホントに感謝したいですね。
「重力ピエロ」は十分楽しみましたよ。これからもブログに書いていきますが、予想してたよりもずっとよかったです。批評が必ずしもよくなかったので、やや危惧してはいたんですけど、大丈夫でした。
「水面みたい」と言った記事はわたしも読みましたし、他にもいろいろ言ってますね。スゴイですよ、彼女の言語感覚は。映画のキメ台詞のような言葉がサラっと出てくる。日本の映画史を振り返っても、初めて現れた才能だという気持ちはますます強くなっています。
それだけに、吉高由里子にふさわしい企画(もちろん映画)がどんどん来ればいいのですが。

                     末尾ルコ(アルベール)
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-05-31 00:24) 

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