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吉高由里子と玉木宏交際報道についてのスタンス [吉高由里子]

女優などの私生活については全く興味ありません・・とは言わない。
なぜならば表現者の私生活は、
表現のありように大きく関わってくるからだ。

かと言って、パパラッチを肯定することはもちろんない。
彼らは表現者としての芸能人には全く興味がなく、
「才能のある者」も「才能のない、単なるセレブ」もいっしょくたにしてパパラッチ行為の対象とし、
結果的に「才能のある者」を矮小化することに貢献している。
実際にパパラッチ行為を実行する人間だけでなく、
「芸能ニュース」などと称して、あることないこと思考停止の切り口で扱う連中も同様の罪を犯している。

さて昨日、吉高由里子と玉木宏の「真剣交際」なるものが各メディアで扱われたが、
この2人の噂についてはかなり以前からされていたことだ。
玉木宏はまだまだ力が足りないところはあるが、
才能ある俳優の一人だとは思う。
(歌手活動は・・かなり寒いが・・わたしは玉木宏に限らず、「あの手の歌」はすべてダメだ)
正直なところ、吉高由里子とのカップルはバランスが取れていないが、
聞いて「不快になる」ものではない。
もう一つ正直なところを言えば、誰であろうと吉高由里子と交際する者は、
彼女の女優活動を拘束するような人物ではあってほしくないというのもある。
才能ある女優が「交際」「結婚」でダメになったケースは少なからずあるし(反対のケースもあるが)、
恋愛中の男の「独占欲」は理屈では計りかねるところがあるものだから。
極論を言えば(わたしの持論でもあるのだが)、
「才能ある女優は」一人の男のものではありえず、「世界の映画文化の宝」なのだと思う。

そのような危惧が当たらなければ、
ファンとしては吉高由里子が幸福ならば喜ぶべきだろう。

しかし、われわれは、不幸が崇高な芸術を創ることも知っている。
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