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吉高由里子・玉木宏報道に見る楽しく醜いパパラッチ言語。または「ラブラブ通信」・・。 [吉高由里子]

八戸旅行の後、玉木宏は海外で仕事しているわけだ。
玉木宏のHPを見ると、ずいぶんと歌手活動にも力を入れているのが分かる。
まあ、今回はそれに関して触れないでおこう。

吉高由里子と玉木宏についてだけではないのだけど、
パパラッチ報道の中でよく使われる言語というものがあり、
中には「なんか楽しい」というものもあるが、その無神経な使い方が日本人の言語感覚を腐らせていることは言うまでもない。
特に「言葉を使用する」ことを仕事としている者が軽々にパパラッチ言語や流行語を使うのを見ると、正直とてつもない嫌悪感に襲われる。

今回海外にいる玉木宏が吉高由里子との交際を初めて認めたという報道がなされたわけだが、
新作映画「MW」の公開も近く、話題作りに余念がないというところか。
ある記事の「認めた報道」の中で見つけたパパラッチ言語に注目してみた。
まずは「真剣愛」だ。
こう書く限りは、何をもって「真剣愛」で、何をもって「不真面目愛」か明確に定義してほしいところだ。
いったい誰が「よし、これは真剣愛だ」などと決めたのか?
玉木宏、あるいは吉高由里子が、「わたしたちは真剣愛です」などと語ったとは思えない。
では各誌(紙)の編集長の決断か?
「よし、この2人の愛は真剣だ。真剣愛で行こう!」などと叫ぶのか?
それとも編集会議で、
「では、この2人は真剣愛だと思う人は挙手を」などと多数決をとるのか?
謎だ・・(多分謎ではないが・笑、とりあえずこう書いてみた・微笑)

もう一つ。
玉木宏が吉高由里子と「連絡を取り合っている」趣旨のことを語ったことを称して、「ラブラブ通信」である。
「ラブラブ通信」・・・。
恋人同士が連絡を取り合うことを「ラブラブ通信」というのか?
あるいはこの2人に限って「ラブラブ通信」と呼ばねばならないのか?
やはり編集長が、「2人はラブラブ通信をしているな、うむ」とか叫ぶのだろうか?
それとも編集会議で、「では、2人のしていることはラブラブ通信だと思う人は挙手を」などと多数決をとるのか?

パパラッチ言語、コレクションする価値があることは理解していただけたのではないか。
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コメント 2

She's a Rainbow

「真剣愛」「ラブラブ通信」・・・相変わらずひどいですね。
言葉には漠然としたものを単純化したりカテゴライズする力があると思うんですが、想像力を働かせないとそこに取り込まれて思考停止状態になりますね。最近では「草食男子」やら「肉食女子」やらあのマスコミ言語もなんだかなぁ・・と思います。(もしかして今度の月9のテーマはこれなんでしょうか?)

ところで、マスコミに対する腹立ちついでになりますが、大リーグ開幕前に掲載された雑誌の記事に「イチローは目だか三半規管だかに重大な問題を抱えているから もうダメだ」みたいなことが書かれていましたが、あれを書いた人は今何かバッシングでもされているのでしょうか?悪意を感じる根拠のない記事を書いておいてそれが見当違いだったとしても何の責任もとらない。一部を除いてマスコミというのはやっぱりふざけた商売ですよね。
by She's a Rainbow (2009-07-01 14:39) 

末尾ルコ(アルベール)

>「草食男子」やら「肉食女子」
これらの言葉・・耐えがたいですね。
最近大人に「男子」「女子」を付ける言葉をよく使いますよね。「弁当男子」とか。背筋が寒くなります。
人間を単純にカテゴライズして安心するというのは昔からある風潮ですけれど。

「ブザー・ビート」のCMスポットやってますね。
相武紗季のチアリーダー・・。できればドラマの前半20分に北川景子が出て、後半にチアリーダーが出るなんて構成であれば、見なくてすむんですけど。
まあドラマのストーリーが「・・」だったら、ひたすら北川景子に集中しようかなと。

>大リーグ開幕前に掲載された雑誌の記事

あれはもう論外!醜悪で幼稚。でもこれからも書くと思いますよ。どんなに成績が良くても、ナンクセ付けてくると思います。
「マスコミ」の必要以上に肥大した権力に、少しずつでも異を唱えていくというのもわたしのテーマの一つです。

あ、それとブログにもいろいろ書きますが、「劔岳」は実にパワフルでしたよ。

                末尾ルコ(アルベール)
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-07-02 01:50) 

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