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吉高由里子がいるだけで作品となるのか?鳥居みゆきとのダンス。「オトメン(乙男)」にもデヴィッド・ハミルトン?中越典子の趣味。 [吉高由里子]

「オトメン(乙男)」第4話。まずまずおもしろかった。
ところで「ブザー・ビート」において、伊藤英明の妄想シーン(?)に現れたデヴィッド・ハミルトン的ソフトフォーカスだが、なんとそれは「オトメン(乙男)」第4話いおいても現れたのである。
それは岡田将生と木村了が「乙女な」技術を見せつけるところだが、なぜ同時期にフジテレビのテレビドラマにソフトフォーカスが?
これは偶然か?それともデヴィッド・ハミルトンはフジテレビの職員になったのか?あるいは今日の「FNNスーパーニュース」で木村太郎がべりっとマスクをはぎ、「フフフ、おれがデヴィッド・ハミルトンだぜ」と高らかに宣言するのか?
デヴィッド・ハミルトンと言えば、「渡辺美奈代写真集」も撮っているぞ!何を考えていたことやら・・。
おっと、話は大幅に逸れてしまった。
と言いながら、今夜の「ブザー・ビート」でも「伊藤英明デヴィッド・ハミルトン系妄想」を期待しているわ・た・し。

「おもいっきり DON!」で鳥居みゆきと小さなトークをした吉高由里子だが、
ずっと思っているけれど、また強く再認識してしまった。「吉高由里子はいるだけで作品となるのか?」
おもしろいのである、鳥居みゆきとの短いやり取りが。
吉高由里子の言語感覚の特殊性、美しさについては何度も触れてきたが、「おもしろさ」においても彼女は格別だ。
なぜ急に鳥居みゆきと踊れる?
なぜゲテモノすれすれの鳥居みゆきを軽々と受け止めることができる?
まさしく吉高由里子こそ、21世紀に現れた、最も語るに足る女優だと再再再認識した次第。
われわれはどのような吉高由里子でも飽きることなく観続けることができる。
「退屈」とは対極の存在。

中越典子について書かねばならない。
中越典子が好きな映画作品として挙げているものの一部が次のとおりだ。
「ベルベットゴールドマイン」「ポンヌフの恋人」「119」「台風クラブ」「吉原炎上」「クライ・ベイビー」・・。
このラインナップ。
わたしがこれら作品をすべて好きなわけではないが、どう見ても「映画が分かる」人の作品群だ。
「クライ・ベイビー」っつーたらあなた、ジョン・ウォーターズ監督の作品。
ジョン・ウォーターズっつーたらあなた、「ピンク・フラミンゴ」の監督。
「ピンク・フラミンゴ」っつーたらあなた、ディヴァインが主演の・・とまあ、わたしは別にあの作品(ピンク・フラミンゴ)をいいものだとは思いませんが。
とにかく中越典子は、まず趣味がいい。
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オクサナ

こんにちは。



中越典子は、ファン多いですね。代表作はわかりませんが、『ストロベリー・ショートケイクス』と言う映画でデリヘル嬢を演じたそうです。



『ベルベット・ゴールドマイン』は、私の大好きな映画で嬉しくなってしまいました。



クリスチャン・ベールとジョナサン・リース・マイヤーズが好きで観ましたが、ジョナサンが憧れのデヴィッド・ボウイを好演していました。



by オクサナ (2009-08-24 14:22) 

末尾ルコ(アルベール)

好きな映画が共通すると嬉しくなりますよね。

30歳前後以降の女優がやや手薄な日本映画界ですから、中越典子に存在感を発揮してもらいたいと思ってます。


                         末尾ルコ(アルベール)
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-08-24 15:52) 

ようこ

ルコさんこんにちは。吉高由里子は人や場所を選ばすおもしろいですよね。僕らの音楽出演の時はジェスチャーを交えた喋りや、身のこなしというのか、動きが落語家の様に見えました。私はおもいっきりDONを観ることが出来なかったんですよ。本当に残念です…鳥居さんを軽々と受け止めていたのですか。
記事にして下さってありがとうございます!これからも、更新されるのを勝手に楽しみにしています。
by ようこ (2009-08-24 18:13) 

末尾ルコ(アルベール)

ようこ様 

>人や場所を選ばすおもしろい

それなんですよね。相手がつまらない(笑)人でもそのペースにあわさないから、常に吉高由里子の世界になってしまう。
鳥居みゆきのインタヴューは、まざまざと吉高由里子の力を見せつける結果となりました。
本当に目が離せない天才女優です。

これからもよろしくお願いします。

                         末尾ルコ(アルベール)
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-08-24 22:57) 

エトワール

いくら才能がある女優だからと言って、人に、周りに合わせないっていうのは単なる「ワガママ」だと思うのですが。そういうのって許されるんですか?
by エトワール (2009-08-25 15:00) 

末尾ルコ(アルベール)

それは「周り」の質や、その場のコンテクストによるんじゃないでしょうか。
女優だけでなく一般社会も同様ですが、際限なく「質の低い周り」に合わせていると「クリエイティブ」とはほど遠い状態になります。
松田優作が「ぬるい周り」に絶対合わせなかった、というのは有名ですね。
中には単なる「ワガママ」の人もいるかもしれませんが。

                            末尾ルコ(アルベール)
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-08-25 15:50) 

エトワール

度々すみません。つまりは、相手を受け入れつつも、自分の中には「高い意識」を軸として持っておいて、それを捨ててはいけない、そこはきちんと一線を引いて譲れない部分として持っていなくてはいけない、ということですか?
by エトワール (2009-08-25 18:09) 

末尾ルコ(アルベール)

だいたいそのとおりです。
「譲れない部分」を常に譲っていては、人生大きな時間の無駄をしてしまうこともあると思うんです。

ただ、「譲れない部分」に関しては、いつも自己反省や「本当にそれでいいのか」という再検討を欠かしてはいけないとも思います。


                             末尾ルコ(アルベール)
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-08-25 20:05) 

エトワール

度々すみません。つまりは、つまらない相手でも受容しつつ、自分の中にある「高い意識」という中心軸がぶれてはならないということですか?
by エトワール (2009-08-26 14:00) 

末尾ルコ(アルベール)

こんにちは。

>自分の中にある「高い意識」という中心軸がぶれてはならない

この点に関しては、間違いなくそのとおりです。ただ、「高い意識」に対しての耐えざる自己反省や疑問などは持っておかないと、「単なる石頭」になることもありえます。客観性が必要ですね。

>つまらない相手でも受容しつつ

受容の度合いも相手によってケースバイケースですよね。中には絶対に受容したくない人もいるでしょう。わたしは「完全に否定しきってしまわない」ようには心がけていますけれど。

                           末尾ルコ(アルベール)
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-08-26 15:47) 

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