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やはり大本営発表に似たメディアの報道姿勢 ヤンキースVSフィリーズを例に 1 [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]

「大本営発表のような」という表現はやや大袈裟で好きではないが、それでもメディアの報道姿勢はそれに似た状況を作り出し、人々の世界認識を歪めている、確かに。
例えば、ある初老の女性が数日前このようなことを言ったという。
「松井さんのおかげで勝ったそうですね」
これはMLBワールド・シリーズ ニューヨーク・ヤンキースVSフィラデルフィア・フィリーズ第2戦の報道を受けての言葉だ。
ちなみにこの女性、野球には全く興味がない。

ワールド・シリーズ第2戦、松井秀喜は確かにヤンキースの勝利に大きく貢献した。
1-1の均衡を破る決勝ホームラン。
しかも他の打者が打ちあぐねていたペドロ・マルチネスの難しい一球を見事に運んだ。
いかに松井秀に批判的なわたしでも認めざるを得ない。
ただ、問題はそう単純ではない。
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コメント 2

penny

日本人のいるチームへの偏向報道は、注目を集めるという意味においては仕方のない方法なんですかね。

ところで、松井に批判的な理由は何ですか?
熱烈な巨人ファンだとか ^^;
by penny (2009-11-03 02:06) 

末尾ルコ(アルベール)

penny様

結局ここにもテレビ局の「日銭」の問題が見え隠れします。

松井はですね・・日本のぬるい「会社縦割り的」雰囲気をアメリカまで持って行ったというのが一つでしょうね。まあ、そこが好きな人もいるのでしょうが。

                              ルコ
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-11-03 15:42) 

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