SSブログ

春の一日のバン [生と死のためのアート]

祝福?
そんなバカな?
薄汚れたバンが?
さびれた小さなアミューズメントパークのパーキングエリアにとめてある白いバンが王冠を戴いている。
優しげなピンク色の王冠を。
あれは王冠だろうか。
近寄れば雪にも見える。
ずいぶん大粒の、そして優しげなピンク色の雪だ。
しかしバンに誇らしげな様子はない。
まるでそれまで生きてきた道のりを反省しているかのように。
nice!(23)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 23

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0