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「エトワール・ガラ2010」。エレオノーラ・アバニャートとマチュー・ガニオの「カルメン」。 あるいはミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamの「白の組曲」。 [愛とバレエ]

「エトワール・ガラ2010」。
ローラン・プチの「カルメン」から寝室の中。
バレエ界の軌跡とも言える振付の一つだ。
男女、つまりカルメンとホセの愛の営みを、流麗に、いびつに、ときに滑稽に描き尽くす。
「どうしてこんなことを思いつくのだ」と呆れるほど見事なフォーメーションの連打が官能を揺さぶる。
踊るのはパリ・オペラ座バレエ団のエレオノーラ・アバニャートとマチュー・ガニオ。
美しい、本当に美しい二人だ。
踊り出す前から飛び抜けて美しい。
そう言えばわたしはエレオノーラ・アバニャートと話したことがあるのだ。
でもそれはまた別の話。

そうしてわたしの想念はそれでもミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamへと向かう。
「白の組曲」を踊るミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamは人間の生むせつないまでの美しさ。

ミリアム、あなたは知らない世界から落ちて来た朝露のように美しい!
Myriam!
Vous êtes belle comme la rosée du matin qui est tombée du monde que je ne connais pas!

あなたは最も繊細なバレリーナなのだ。
Vous êtes la ballerine la plus sensible.


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haku

その踊りって、やっぱりモダン・バレエなんですか?
クラシックではないんでしょうねぇ
by haku (2010-09-01 21:51) 

末尾ルコ(アルベール)

haru様

モダンバレエです。
でもクラシックの技法で踊られています。
素晴らしいですよ!

                   RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-09-01 23:30) 

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