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クリスマス。イエス・キリストの「言葉」 言葉は「生きる」ために何をなしているのか? [生と死のためのアート]

前回紹介した部分。
「マタイによる福音書」のあまりに有名なセリフ。
あるいは「人はパンのみに生くるにあらず」といった訳でご存知の方も多いだろう。

誘惑するものが来て、イエスに言った。「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。』と書いてある。』

                 日本聖書教会



「人はパンのみに生くるにあらず」・・実にもっともだ。
しかしこの実にもっともなことをまったく感じることもなく、「パンのみ」で生きる人間がいつまで経っても減らないから、つまりはキリスト教の役割も終わることはない問というわけか。
まあこれは大きな命題ではあるけれど、現在のわたしには後半の「神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。」という部分が強く強く心を捉えている。            

「神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。」

キリスト教で説く「神」という概念を信じているわけではないが、この言葉は「生きる」ということの本質を揺さぶる凄まじい中身を持っていると思う。
ただ、ここで今、「解釈」めいたことは書きたくない。
「偉大」な事象の「解釈」は余程の質と「心」を伴わなければ、「本質」を愚弄することさえあると思うから。



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つなみ

うん、共感致します。
by つなみ (2010-12-17 17:15) 

末尾ルコ(アルベール)

つなみ様

ですよね。

          RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-12-18 16:49) 

cjlewis

美しく生きること、誇りとは何なのかということが
この言葉に集約されていると思います。
by cjlewis (2010-12-19 01:36) 

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