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「愛の映画」への視線 「ブルー・バレンタイン」、「ゴースト ニューヨークの幻」 [生と死のためのアート]

「ブルー・バレンタイン」は何の甘さもない映画。
あるいは「この二人には最初から愛なんてなかった」という確認の映画だったのだろうか。
それとも「確かに愛はあった。しかし愛は喪失することもある」という成り行きを語っているのか。
しかしわたしは思うのだけれど、愛へと昇華したのであれば決して喪失しない。
ということは、「ブルー・バレンタイン」の二人の間には一度たりと愛は生じていなかったのか。
しかしどうであれ、「ブルー・バレンタイン」は「愛の映画」としか見えない。
例えば「ゴースト ニューヨークの幻」。
多くの人に愛されているこの映画だけれど、わたしには「愛の映画」には見えてこない。
「哀しい別れ」は描かれれているけれど、甘すぎるのだ。

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