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〈「言葉」による革命〉・・・ルーマニアってどんな国?と再考させられる映画「俺の笛を聞け」と「花子とアン」の高梨臨は?2014年6月6日 [「言葉」による革命]

●ルーマニア。
皆さんはルーマニアという国に対してどんな印象を持っていますか?

主人公は少年院に入っているシルヴィウ(ジョルジェ・ピステレアヌ)。
刑期はあと5日。
シルヴィウには弟がいる。
シルヴィウは弟を大事にして来た。

刑務所にはソーシャルワーカーがやって来る。
シルヴィウはアン(アダ・コンデースク)というソーシャルワーカーを好きになる。

シルヴィウには母親がいる。
しかし長い間子どもたちを放置して来た母だ。
シルヴィウは母を嫌っている。
そんな母が「弟を引き取る」と言う。

シルヴィウは怒る。
で?どうする?

ルーマニアの映画。
監督はフロリン・セルバン。
タイトルは、「俺の笛を聞け」。

製作費もかけていない、ロケはごく限られた範囲である、もちろん国際的に名の売れた俳優も出ていない。
それで90分以上、一気に見せる。

主人公への集中。
撮り方の工夫。
シンプルなストーリーライン。

「傑作」ではないけれど、「観る価値十分」な作品「俺の笛を聞け」。

ルーマニアに対する興味も復活してしまった。

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