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フランス初戦で響かなかった「ラ・マルセイエーズ」と映画「カサブランカ」、そして「自由、平等、博愛」のお話。 [吉高由里子]

[黒ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[黒ハート]

[黒ハート]「末尾ルコ 会話芸術」

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その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●国歌のお話を続けましょう。
フランスの国歌「ラ・マルセイエーズ」はフランス革命時にマルセイユの義勇兵によって歌われたという逸話が際立っています。
作曲はルージェ・ド・リール。
軍歌であり歌詞も極めて勇ましいと言うか、勇まし過ぎると言うか、血生臭いと言うか、そんな国歌なんですね。
でもそんな「ラ・マルセイエーズ」がかかるととても感情を揺り動かされる。
映画などでも「ラ・マルセイエーズ」よく使われており、おそらく最も有名なのが「カサブランカ」で歌われるシーンでしょう。

ナチスの脅威が欧州を席巻している時代、南アフリカの都市カサブランカで「ドイツの歌」に対抗して歌われる。
抵抗運動のリーダー「ラザロ」の指揮により、自由を封殺されかかっていた人たちが一つになり合唱する。
目に涙を溜めてエモーショナルに歌う女性の姿が効果的に映し出され、合唱が終わると同時に、「Vive la France!(フランス万歳!)」の声が上がる。


アメリカでは神話的傑作として不動の地位にある「カサブランカ」。
映画通の間では「取るに足らない作品」と見る向きもあるけれど、わたしは大好きです。

●フランスという国、社会がそのスローガン通り「自由、平等、博愛」を実現しているかと言えば、もちろんそんなことはないでしょう。
「社会問題」という点では日本より遥かに数多く、奥深い問題が山積している。
しかし「自由、平等、博愛」という理念を掲げ、かなり二枚舌でありながらもそちらの方向へ進もうとしている点が重要なのです。
フランス文化やフランス人と接していて、少なくとも「精神の自由」という点では日本よりも遥か遥か上を行っているといつも感じる。
あ、これは「日本人一般」という意味ですよ。
日本にも自由な発想で生きている人たちが少なからずいることは分かっています。
で、「ラ・マルセイエーズ」を聴く時に感じるエモーショナルな精神状態は、良かれ悪しかれ「自由、平等、博愛」を標榜し続けるフランスの歴史が歌の中に分かち難く内在しているのではないか、と思うのです。

※末尾ルコお薦め。聴いてください、観てください!
音楽「ラ・マルセイエーズ」
映画「カサブランカ」


「吉高由里子を映画館で観よう!」
「綾野剛のファンであれば、さあ、出演映画を観よう!それが綾野剛が活躍できる社会への一歩となる」


推薦映画

ジェニファー・ローレンス主演「ウィンターズ・ボーン」(かなりヴァイオレンス)
ライアン・ゴズリング主演「ドライヴ」(すごくヴァイオレンス)
末尾ルコは、レア・セドゥ主演「アデル、ブルーは熱い色」(配給 コムストック・グループ)を大応援しています!

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pandan

お天気が不安定ですね〜
by pandan (2014-06-26 08:39) 

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