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●『森永製菓 プリングルズ うましお味』がしょっぱ過ぎでまずかった話と、ゴキブリが何億年も生き抜いてきた秘密を発見・・・とは言い難い話。 [「言葉」による革命]

●『森永製菓 プリングルズ うましお味』がしょっぱ過ぎでまずかった話と、ゴキブリが何億年も生き抜いてきた秘密を発見・・・とは言い難い話。

末尾ルコ「食と生物の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

9月26日の夜だった。
あるいはそれは夕方だったのかもしれない。
いや、夕方だったに違いないが、その点はさほど大きな問題ではない。
問題はわたしの右の二の腕を何かがごそごそと蠢いていたことである。
それはすぐに何であるか理解できた。
しっかりした体躯のゴキブリであった。
こうしたことに気づいた瞬間、(ほほお・・・)とか(ふうむ)とか、その状況を味わうだけの達観は、わたしには不可能である。
(うぎゃあ!)と心で叫び、手で掃うと汚いから、腕を振りながら猛烈に息を吹きかけてゴキブリの野郎を吹っ飛ばす。
ピューと50cmほど向こうへ飛んで生き、フローリングを這い這いしているゴキブリに追い打ちをかけたりはしない。
潰れたゴキブリの後始末なんかしたくないもんね。
その意味ではゴキブリ、さすがは人類よりも遙かに昔からその種を持続しているとされる生物だ。
わたしは家の中で蟻が不穏な動きをしている場合はあらゆる手段で殺戮を試みるのだけど、ゴキブリは追い払うくらいで、できるだけ関わらないようにしている。
ひょっとしてこれが、ゴキブリという種が長きに渡って地球上で跋扈し続けている理由なのか?
例えば最強の肉食恐竜とされるティラノサウルスの家の中にゴキブリが現れたとする。
しかしいかに超強力な顎と牙を持つ恐るべき恐竜とは言え、躊躇してしまうのではないか?
(おっと、ゴキブリが出やがった。けれどこんなの食べちゃいられねえし、潰したら気持ち悪いし、ふん、放っておこう!)
そんないつになく弱気なティラノサウルスの姿が目に見えるようである。
なるほど,見た目の不気味さだけでなく、「殺したら余計に見苦しく、後始末も嫌」というゴキブリの属性こそ、古生代石炭紀から種を存続させてきた理由に違いない!(科学的根拠はありません)

ところでお話はガラッと変わるのだが、ゴキブリが右腕を這ったと同じ日、わたしは久々に『森永製菓 プリングルズ うましお味』を食べたのである。
特定の商品に批判的な感想を書くのは本意ではないが、しかし個人的感想として正直なところを書かせていただこう。

「まずかった!」

『森永製菓 プリングルズ うましお味』、しょっぱ過ぎだし、ポテトの旨味もまるで感じられない。
以前は同商品、こんなにまずくはなかったと言うか、どちらかと言えば、美味しく食べていたと思うのだが、味が変わってしまったのか?
原産国を見てみると、マレーシアとなっている。
マレーシアにも美味しいものはいっぱいあるのだろうが、以前100均で買ったマレーシア産のチョコレートは、まったくチョコレートの味がしなかった。
それにしても塩味系のポテチで、これほどまずいと感じたのは初めてなのである。

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いっぷく

>森永製菓 プリングルズ うましお味
これは買ったことないですね。ポテトチップスですか。
私の場合市販のポテトは、光GENJIがCMに出ていた頃から、義理堅くマイクロマジックチンチンポテトです。うまいというより消去法ですかね。ポテトは揚げたてにかなわないなあという好みがまずあります。商店街の肉屋さんでもポテトチップス揚げているので、イメージとしてはスナック菓子というより惣菜に近いジャンルですね。
それにしても、国内製造でないのはめずらしいですね。
ナビスコオレオが、中国製造に切り替えたら叩かれまくったので、国内製造を強調する商品が増えたのですが、まだ海外製造の商品があるんですね。そういえば私の母も、タイ産の若もぎ茄子が好物です。

ゴキブリが腕ですか。それはもうブログ記事に書かなければならない大事件ですね。
私だったらしばらく忘れられないです。
小学校1年の時、クラスのわんぱく男に、胸にカブトムシをつけられたのですが、私は気が付かないで触っていて、金属製のバッジのような感触で、見たらカブトムシで、ひ弱な都会っ子としてはびっくりしたことがありますが、ゴキブリだったら腰を抜かしていたでしょうね。
ゴキブリは以前より減ったかなとは思いますが、我が家は外から飛んで来ることがおおいようです。泡で羽の部分を塞いでしまうスプレーを使っています。飛ぶので苦手ですね。冬は羽の油が固まって飛ぶことは少ないのですが、今はまだ気温が高いので、気をつけになければなりません。

フリッツ・フォン・ゲーリングは、エリックよりも初来日ははやいですね。インターナショナルタッグチャンピオンとして初来日しましたね。でもすぐに馬場・吉村組に負けて取られましたが。
もともとオーストラリアでカンガルーズからタイトルを取ったという触れ込みでしたが、ベルトは日本で渡され、ブッカーのミスター・モトに「ユーはチャンピオンとして振る舞うのよ」と言われたとかで、まあ日本のでっち上げで始まったタイトルですね。
力道山のインターナショナル選手権も、結局ルー・テーズが自称していた称号で、当然ベルトはなく、力道山が自分で作ったものですから、プロレスのタイトルというのは、何ともうさんくさいものですね。そこがまた楽しいのですが。

第3回NWAタッグリーグは、すでに馬場が去った後ですが、外人のメンバーは良かったですね。坂口高千穂が優勝なんて出来過ぎだろう、なんでダニー・ホッジ、ネルソン・ロイヤルよりも上なの、という感じですけどね。
ダニー・ホッジと松岡巌鉄が試合前にリンゴ潰し合戦をやって、ホッジの方がきれいにつぶせたのに、試合になったら、松岡のストマッククローにホッジがのたうちまわるという展開で引き分けたので、今にして思うと、ホッジはすごいセールをしたなあと思いますね。
ホッジはキレると、目がトロンとなって、そうなったらルー・テーズすらロープエスケープするほどなのに…。
by いっぷく (2017-10-02 02:00) 

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