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●「テレビでストーカーが・・・」?~2月27日、明らかに「受診必要」女に遭遇。 [「言葉」による革命]

●「テレビでストーカーが・・・」?~2月27日、明らかに「受診必要」女に遭遇。

末尾ルコ「人間観察で、知性と感性を鍛えるレッスン」

「困った人間」・・・どなたの周囲にも必ずいるはずの、そう「困った人間」。
「困った人間」とはもちろん穏当な表現であり、わたしなど心の中では、(このクズ!頭、かち割るぞ!)と悪態をついているが、もちろん紳士であるわたしがそんなことを実行するわけもなく、口に出すはずもないが、確かにあらゆるところに存在する、(このクズが!)とついつい心が叫ぶ、そんな「困った人間」。

例えば、2月27日午後、わたしはカフェへ行く、長テーブルの端っこに座った。
なぜかと言えば、その場所が仕事しやすいのである。
正面には一人の見知らぬ女が座っていた。
年齢は、30~40歳の間に見えたが、きょうび人の年齢はなかなか推測しにくい。
長めの黒髪で、小柄、やや太り気味、黒の上着に、モスグリーンのスカート。
しかし見た目は特に「異常」とは感じなかった。

けれどその女、わたしが着席してから妙に挙動が不審である。
周囲をきょろきょろ見たり、首を傾げたり。
しばらくして、わたしは常にカフェのテーブルにフランス語や英語の本、資料などを置くのだが、それらを指さしながら、

「そういう勉強の仕方は効果があんまりないです」とか言い出す。
(不躾な女だな)と思いつつも、(語学に詳しいのかも)と、
「先生か何かですか?」と尋ねたら、
「いや、そういうのじゃないですけど。単語帳って、語学の勉強には全然だめで、歴史の勉強にはいいんですけど・・・」などとのたまう。
少なくとも語学や歴史について、初対面の人間にどうこう言われる筋合いは一切ない。
「あ、もう分かりましたから、もう何もお話ししなくてけっこうです」と完全に話を切り上げようとすると、
「いや、コミュニケーションができない人っているけど」とかほざき始める。
「コミュニケーションができない」のは「この女」であるのは明らかだが、こいつはわたしを「コミュニケーションができない人」と言いたげなのである。
「あなた、何、言ってるんですか?」と怒気を含めて言うと、ついにこの女、「異常さ」を明確に発揮した。

「いやわたし、最近ストーカーにテレビで悪口ずっと言われててムカついて・・・云々かんぬん」

(テレビでストーカーが悪口を言う?)

そう。この女は明らかに、「関わりになるべきでない人物」であり、「受診が必要な人間」だった。

わたしは、「二度とわたしに話しかけるなよ」と言いながら席を替わった。
この女、その際も、そして帰り際も「異常発言」をしていたが、それについてはまた機会があれば書こう。

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いっぷく

そういう経験ですと、ちょっと書きにくい話ですが私もあります。
もう20年ぐらい前ですが、映画鑑賞した帰りに、私は渋谷の某喫茶店で知人らと話をしていました。
安田成美が「春よ来い」を降板したことがありましたね。高橋英樹演じる橋田壽賀子の父親が戦時中朝鮮で荒稼ぎする役だったため安田成美が耐えきれず降板し、それを塩田丸男がテレビ番組でコメントしたら干されたとされる一件。
高橋英樹らは途中降板を批判していましたが、彼女の父親が民族団体の幹部という話もありましたから、演技者としての彼女の考え方だけでは事は済まなかったのかもしれない、というようなことを話していたら、隣のテーブルのメガネを掛けた50ぐらいのおばさんがテープルをどんと叩いて立ち上がり、ツカツカとこちらにやってきて、「あんた何いってんの。全然わかってないのよ。何よよそれ、おかしいでしょう、それ。あんなた何よ」と、しばらく意味不明の怒鳴り声を浴びせると、レジでお金を叩きつけて出ていってしまいました。
もちろん、店内の客はいっせいにこちらを見てます。私は仕方ないので他の客に向かって、「どうもすみません」と謝るしかなかったのですが、お店の人が「あやまんなくていいから」という感じで私を制して、「あの人が勝手に騒いだんでしょ、ホント困りますよね、大丈夫ですよ」と言ってくれて、その場は収まりました。
怒った人に話していたわけではないし、怒鳴られる理由はないはずですが、話題がちょっとデリケートだったかなと言う「負い目」もあり、ちょっと考えちゃいました。といっても、その人がたとえば在日だから怒ったのかどうかもわからないんですよ。むしろその逆で、途中降板した安田成美に対してもっと厳しい論評をしろということだったのかもしれないし。
他人の話に口を挟んでほしくはないけれど、なんか問題があるのだったらきちんと主張してもらいたかったですね。
いずれにしても、以来私は、自由に何を話してもいい喫茶店やレストランなどでも、話題を選ぶようになってしまいました。それはいきおい、口数が少なくなってしまったということです。私が人の集まりにあまり行かなくなったのはそれも遠因としてありますね。まったくトンデモないことです。

>志水一夫って、家にこの名が記された本が何冊となく存在していたような(笑)
>日本文学全集や百科事典と並んで、書斎に五島勉の本が置いてましたです(笑)

これはすばらしい。どんな分野の本も侮らずに読まれているわけですね。
そういえば私も本の整理をしていたら、ゴマブックスだったかで五島勉の本ありました(笑)。でも買ったとか読んだとかいう記憶が無いので、きっと話題になっていたので購入はしたものの、読まなかったか読んでもつまないと思って内容を忘れてしまったか、だと思います。
志水一夫(畠田理恵が好きだったらしいですね)らマニアだけでなく、物理学者の中にも、たとえば学術会議の会員になれなかったとか、権威ある学会の要職につけなかったとか、学長や学部長などの名誉もないとか、そういう人が、「超自然現象や疑似科学から社会を守る」というようなテーマを掲げて、矢追純一や五島勉やミスターマリックやユリゲラーなどを真面目に批判することが生き甲斐の人もいましたね。
結局大槻義彦さんもその一人で、学者としては全く認められていないので、高校の参考書の監修ぐらいしか名前を出すチャンスがなく、宜保愛子との対決でブレイクしたことで舞い上がっちゃったんでしょうね。それで、調子に乗りすぎてマニアたちの嫉妬心やこだわりを刺激して、マニアたちの餌食になってしまったのです。
by いっぷく (2018-03-05 02:04) 

hana2018

記事に全く関係のないコメントで申し訳ないのですけれど。。
ゲイリー・オールドマン、主演男優賞受賞!やりましたね!!
ただ監督賞が陳腐なストーリーの「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロ・・・と言うのはなんかなぁ~?
どれも観ていないけれど、女優賞は「「スリー・ビルボード」のフランシス・マクドーマンドで願いたいです。
by hana2018 (2018-03-05 13:40) 

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