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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌357日目~母の左脚とわたしの右脚つけ根の状態。~「在宅介護」に関する固定観念とケースバイケースの関係。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題」

9月24日(木)手術後548日目 退院後357日目

9月に生じた母の左膝及び脹脛(ふくらはぎ)痛ですが、だいたい1週間強で改善してきました。
どんな症状であっても、生じてしまうと回復や改善まで気が気がはないものですね。
なにせ回復してくるまでは、いつ回復するか分からない。
回復の兆しが見えない間は、(このまま治らないのではないか)とか(もっと悪化してきたらどうしよう)とか、不安な考えがどんどん湧いて出てくるものです。
もちろんの左脚の件も、治りが遅かったら整形受診も視野に入れてはいましたが、ただでさえ通常の定期検査など病院通いは母に必須ですから、できればこの上受診機会を増やしたくはない。
「病院へ受診に行く」ということ自体、母にとって心身の、特に精神面の大きな負担になりますからね。
今回も左脚痛が始まった日などは本当に痛がって、(こりゃあ、まともに歩けなくなるのでは)とわたしも少々動揺した。
どうにか一週間程度でずいぶん回復してきてよかったですが、万事油断なく日々を送りたいとあらためて痛感したものです。

ところで最近のわたしですが、腰痛は以前湯よりはだいぶましです。
エクササイズでストレッチを本格化させているし、日常の動作の中にトレーニングの要素を組み入れつつもありますし、体幹運動の基礎でもある(とわたしが思っている)スクワットも強化していますから徐々に効果が表れてきたということでしょうか。
ただ、まだまだ時によってあちこちに不具合が生じます。
たとえば9月の中盤には右脚つけ根から右腰の辺りがかなり痛かった。
原因は明らかで、「日々の不自然の体勢」です。
もちろん24時間母をサポートしているが故の、一人の行動ではあり得ない体勢が続くことによって身体の特定の箇所に負担がかかっていることによるものでしょう。
この場合は左腰から脚にかけて負担が掛かり続けていたということでしょうね。
こんなこと書くと、(ほら見たことか、自宅介護なんて無理なんだよ!)とか言いたがる御仁もおりますけれど、もちろん介護者と要介護者の状態によっては自宅介護は無理で、施設など専門家にお任せすべきでしょう。
しかしそれらはあくまでケースバイケース。
母は退院時要介護4で現在は要介護3で、介護の世界の一般常識であれば、「自宅介護は不可能」という意見は主流でしょうが、要介護4で退院した時点から、母のコンディションとわたしのコンディションは、特に自宅を改修しなくとも、母が自宅で愉しみながら生活できる状況を創り出すことを可能ならしめていました。
もちろん今後はどうなるか分からない。
しかしわたしは当初から「できる限りのことをやる」という覚悟で挑んでいたし、それは今後も変わりません。
だからものごと、杓子定規に考えちゃいけませんね。
念のため書いておきますが、「多くの人ができるだけ在宅介護を!」なんて主張しているのではないですよ。
すべてはケースバイケース。
要介護の方を含め、関わる人すべてにとっていい方向へと進むように柔軟に考えるべきだと、概ねそんなことを言いたいのです。

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コメント 3

ニッキー

家族ではどうしても無理なことを
手伝ってもらうのは良いことだと思いますが
やっぱり介護は家族にメインにやってもらう方が
本人も遠慮や我慢をしないのでストレスも溜まりにくいと思ってます^^
お母様のためにストレッチやスクワットを取り入れると
末尾ルコさんのためにもなりますもんねぇ( ^ω^ )
by ニッキー (2020-10-02 07:57) 

ゆうみ

介護した時があるから 気持ちわかります。
 抱え込んだり無理したりしないでね。
by ゆうみ (2020-10-02 08:45) 

(。・_・。)2k

経験ないけど大変なんでしょうね
足の具合良くなって良かったです

by (。・_・。)2k (2020-10-02 13:49) 

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