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●末尾ルコ かつて語ったポランスキー『毛皮のヴィーナス』3 [「言葉」による革命]

「毛皮のヴィーナス」は言わずと知れたザッヘル・マゾッホの「毛皮を着たヴィーナス」を下敷きとした映画です。

これも知っている方には言わずもがなですが、いわゆる「SM」の「S(サド)」はマルキ・ド・サドから、「M(マゾ)」はザッヘル・マゾッホから来ているわけです。
もちろんサドやマゾが作品を発表するよりもずっと以前から人間の性的嗜好として「SM嗜好」は存在していたのだけれど、マルキ・ド・サドとザッヘル・マゾッホの作品が社会に与えたインパクトがお菊、いや大きく、文学作品としても極めて高い質を持っていたことから「SM」という呼称が定着したとされています。


タグ:アート 映画
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