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●末尾ルコ かつて語ったポランスキー『毛皮のヴィーナス』4 [「言葉」による革命]

ポランスキーの「毛皮のヴィーナス」はマゾッホの小説をそのまま映画化したものではなく、

「原作を戯曲化した舞台監督とオーディションにやって来た女優との対話」

という形式を取っています。

映画のシーンはほとんど「ある劇場のある場所」だけで、出演俳優は舞台監督役のマチュー・アマルリックと女優役のエマニュエル・セニエのみ。
しかし研ぎ澄まされたポランスキーの演出は90分以上の時間、一秒も退屈をさせない。

映画マスター中のマスターならではの素晴らしい作品です。

タグ:アート 映画
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