SSブログ

●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、20代のある女性スタバスタッフは、いつの間に『時計じかけのオレンジ』を知ったのか? [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

スタバの映画ファンって、高知市内の店舗ではこれまで2人、スタッフさんの中で見つけていた。
その2人はいかにも映画ファンであってもおかしくない雰囲気をもともと漂わせてはいるんだけどね、今回わたしの『時計じかけのオレンジ』Tシャツを見て、「その映画、ずっと気になってたんですよ!」と言った女性スタッフ、スタバで新人の頃から知っているんだけれど、とても映画、しかも『時計じかけのオレンジ』なんて知っているようには見えなかった。
ただ新人の頃に彼女が所属していた店舗から数年で別店舗に異動し、その店舗はわたしが行く習慣がなかったので数年間はまるで会わなかったんだけれど、今年わたしが一番足しげく通っている店舗へまた異動してきたんだけど、その数年間に彼女は大きく変貌を遂げたのだと思う。

そうなんだよねえ、前にいた店舗にはわたしが以前から懇意にしている映画好きの男性スタッフがいて、その人に「映画のこと、教えてもらったんです」という話だった。
こういう文化的交流って大切なんですよねえ~。
ただねえ、映画を観る習慣がない人に映画を薦めてもそう簡単に観るようにはならないんですね。
だからこの彼女、もともと「映画を観る才能」があったんでしょう。
そう、「映画を観ることができる」のも才能の一つ。
特に外国映画、昨今外国映画を観ることができないひと、多くなってますからね。

nice!(16)  コメント(3) 
共通テーマ:アート

nice! 16

コメント 3

(。・_・。)2k

気になったんですけど
そのTシャツ いつ買った物なんですか?

by (。・_・。)2k (2021-06-02 14:59) 

ゆうみ

そのTシャツ画像で観てみたいです。
by ゆうみ (2021-06-02 18:53) 

hana2021

映画を観る習慣がない人に映画を薦めてもそう簡単に観るようにはならないんですね。
・・・仰る通りだと思います。それは、書物においても同じことが言えますもの。私など難解な内容、文章は好まない。ただ楽しい、好きだから読むだけなのに、そうした習慣を持たない人は、そう思わない。極端な見方をする人にとっては、本を読む=勉強する…となってしまうのです。
B・J・トーマスが亡くなりましたね。その予感があった訳ではなかったのだけれど、「明日に向かって撃て!」をレンタルして観たばかりでした。
改めて見返してみたら、主役の3人がとても良かっただけ。ストーリーは途中退屈してしまった箇所もあって、思っていたほど傑作ではなかったかなと。
映画の初番、キャサリン・ロスとポール・ニューマンが自転車で遊ぶシーン、そしてそこに流れる「雨にぬれても」は映画史に残る名シーンと思えるものの。ラストシーンの、追い詰められたブッチとサンダンスが死ぬのが前提であっても飛び出してゆく辺りも好きです。
深刻にならず、軽く役を演じているポール・ニューマン、やはり素敵、カッコイイとしか言葉がありません。
もう一本は日本映画で「女経」。
こちらは若尾文子、山本富士子、京マチ子を主役に、それぞれ増村保造、市川崑、吉村公三郎と三人の監督が3人の女性の生き方を映画化したオムニバス映画。
夜の巷にいかにもいそうなホステス役の若尾文子が、やはり一番気に入りました。綺麗で可愛いのは勿論、それなりにスタイルも良い。女優さんだから当然と言えば当然ながら、しかし昔はあんなに声のトーンが高かったのですね。
by hana2021 (2021-06-02 21:07) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。