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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、母(うたちゃん)の日々、テレビではお粗末に見える俳優が映画では素晴らしい、そんな一例『夕陽のあとで』。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「恋多きヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

一般的にはまったく知られてない日本映画でも観ればかなりおもしろい…最近そういうの多いです。
そしてテレビドラマでちらちら見て、(こりゃ酷い…)とうんざりさせられるような俳優でも映画で観るととてもいい感じの場合もけっこう多い。
これがどんな状態を意味してるかはお判りですよね。
そういうことはまたメルマガとかいろんな方法でお話するとして、日本の映画界、このコロナ禍で特に「ミニシアターの危機」などが叫ばれましたが、コロナ禍であろうがなかろうが、しかし実はコロナ禍であろうがなかろうが、ミニシアターで上映されるようなインディ系の映画が、しかもとても素晴らしいクオリティの作品が、国民のほとんどに知られないままスルーされ続けているという現実があるのですね。

これではダメだ!

映画という高度に芸術的にもなり得ながらも常に高度に(いい意味で)大衆的な文化がここまで蔑ろにされている国はどれだけあるだろうか。

という憤りを心の芯に置き、映画に関しては今後も活動を強めていく恋多きヒヨコことわたしですが、例えば

『夕陽のあとで』という映画があります。

知ってる人、あまりいないですよね。

出演は、貫地屋しほり、山田真歩、永井大、木内みどり。

山田真歩は映画で活躍する現在第一線の女優の一人ですし、木内みどりは惜しくも69歳で死去したけれどもちろん力のあるベテラン女優。
しかし貫地屋しほりは映画主演としてはどうなんだと疑問を持つし、永井大にいたっては何度となくテレビで見ているけれど、わたしにはまともな俳優に感じられなかった。
ところがこの4人すべて、『夕陽のあとで』の中ではいいんです。
ねえ。テレビって往々にして俳優たちをその実力よりも遥かに低レベルな能力しかないように見せてしまうんですよね。




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コメント 3

hana2021

「夕陽のあとで」は、ほかのサイトでも取り上げて褒めている方がいました。
イメージとしては、貫地屋しほりと山田真歩、役柄が反対のように感じられますが、産みの母と育ての母と言うありがちな話で単純なストーリーだけに、それぞれの演技力が必要不可欠なのでしょうね。
山田真歩、貫地谷しほりの演技と存在感、地味でありながら良質な作品が、ミニシアターの上映で終わってしまうのは惜しいと思います。


by hana2021 (2021-06-16 12:43) 

(。・_・。)2k

日本ではTVの影響力が大きいですからねぇ
スポンサーがつかないと どうしてもこう言うことになりますね

by (。・_・。)2k (2021-06-16 13:41) 

ゆうみ

良い作品を作るより 受けがいい物を狙ってるから
ダメなんだよね
by ゆうみ (2021-06-16 18:41) 

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