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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々、わたしが『バクラウ 地図から消された村』と書いたメモ書きをスタバスタッフさんに渡した理由。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「恋多きヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

いやいやよかった、『バクラウ 地図から消された村』ですよ。
「地図から消された村」という言葉から連想するのはいわゆる社会派の映画。
紛争や政変などである村が「消されてしまう」とか、そういう内容ですね、実話を基にしているとか。
でも『バクラウ 地図から消された村』はそういうのではなく、いかにも映画らしい興奮を味わえる、そしていかにも映画的悪徳に満ちた作品となっているんです。


『バクラウ 地図から消された村』は監督・脚本がクレベール・メンドンサ・フィリオとジュリアーノ・ドルネレス。
出演がバルバラ・コーレン、ソニア・ブラガ、ウド・キアなど。
ブラジルの架空の村で起こる異常事態をワクワクするような語り口で描いています。
が、かなりな残酷描写があるので、そういうのが平気な方でなければお薦めできません。

7がつ某日、スタバのスタッフさんに小さなメモへ『バクラウ 地図から消された村』と『ゾンビランド ダブルタップ』と書いて渡しました。
このスタッフさんも女性ですが、最近よく話題にする映画好きスタッフさんよりもベテランで、ベテランといっても若い人ですが、それだけに映画鑑賞についてもかなり充実しています。

『バクラウ 地図から消された村』と『ゾンビランド ダブルタップ』と書いたメモ書きを渡す前に次のような会話を交わしたんです。

「『羊たちの沈黙』と『セブン』は観てます?」
「『セブン』は観てるけれど、『羊たちの沈黙』は怖そうだからまだ観てないんですよ」
「へえ~、怖さではかなり近いものがありますけどね。でも『羊たちの沈黙』はサイコスリラーの流れを変えた革命的映画ですからね」
「そうなんですか。『セブン』の監督の映画はだいたい観てますけどね」
「デヴィッド・フィンチャー?」
「そうです、そうです」

デヴィド・フィンチャーに対する好き嫌い評価は人それぞれでしょうが、高知で(笑)映画監督目当てで映画観てる人、なかなかいないんですよ。
だからわたし、嬉しくなってすぐにメモ書きした(笑)。

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