●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々、恐るべきラストシーン、ダイアン・キートン『ミスター・グッドバーを探して』。 [「言葉」による革命]
わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。
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ところでいまだ大女優にしてポップな雰囲気も併せ持つダイアン・キートンがアカデミー主演賞を獲得したのがウッディ・アレン監督の『アニー・ホール』で、その中での彼女の斬新でスタイリッシュな服装が特に女性たちを魅了し、それ以来ファッションリーダー的おしゃれなダイアン・キートンのイメージが定着したのですが、同年公開の『ミスター・グッドバーを探して』ではまったく違う姿イメージでいまだ「似た映画」が無いほどなのです。
『アニー・ホール』のダイアン・キートンは、そりゃあわたくし一目惚れしたほど魅惑的なのですが、しかし従来の女性的フェロモン発揮的雰囲気は微塵もない。
従来の女性的ラインを強調しないファッションで、あくまで知的でチャーミング。
こうした主演女優はそれまでいなかったのですね。
ところが『ミスター・グッドバーを探して』の中では、わざとらしさはないけれど、女性的フェロモンを濃厚に漂わせて鑑賞者を魅了する。
しかしそれはグラマラスな媚態を武器にするのではなく、スレンダーな肢体と知的な表情が生み出す色香だった。
『ミスター・グッドバーを探して』のダイアン・キートンはろうあ学校の教員でありながら、夜な夜な行きずりの男と性愛を交し合い、薬物にも依存する女。
その行動には幼い時期に罹患したポリオの再発に対する不安がある。
『ミスター・グッドバーを探して』はそのすべてが観どころだがそのラストシーンの恐るべき演出はまさにトラウマ的であり、しかしもうずっと前に観たきりなので、ああまた観たいのである今日この頃。
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ダイアン・キートン お年と共に若干
大きくなられましたねぇ
by (。・_・。)2k (2021-10-09 13:53)