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●「母連れ狼」末尾ル コ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~「映画俳優」の凄み、「映画系・映画的」、あるいはクオリティの吟味。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



WOWOWでけっこうな新作映画、しかも各国の映画を放送してくれているんだけれど、最近観たのでも凄くいい作品がある。
そういうお話どんどんしていきますが、少し前『リアルサウンド』というサイトの記事で、
「朝ドラへ出演した映画俳優、オダギリジョーや浅野忠信ら映画俳優たちの凄さ、圧倒的深みを作品に与えるクオリティ」といった内容があって、ネット記事にしては真っ当なことを書いているなと思ったわけです。
そりゃあぜんぜん違います、「映画俳優」と「テレビ俳優」では、ぜんぜん。
ただ現在は「本当に映画だけ、テレビにはイッツ再出演しない」というスタンスは難しいですから、わたしは、

「映画系か否か」
「映画的か否か」

などという表現を使います。
この表現の中にはわたしなりの様々な基準があるのですが、その中の一つは例えば、

「少なくとも一本、素晴らしい映画へ出演していて、素晴らしい存在感を見せてくれたことがある」です。

そういうキャリアがあれば、「映画的・映画系俳優」とわたしは見成します。
だからわたしが近年最高の日本映画だと感銘を受けた
『殺さない彼と死なない彼女』の主要キャストである間宮祥太朗、桜井日奈子、堀田真由の3人はもう実に映画系であり、わたしにとってとても大切な俳優たちです。

決して「テレビ系」が何もかもダメだと言ってるわけではないんです。
シンプルに言いますと、
「常に作品クオリティを吟味しながら観ましょう」ということです。
ぶっちゃけ、「クオリティが低い作品はダメ」と主張しているわけでもないのです。
クオリティが低くても愉しめる作品もある。
ただ、そういうものは、
(クオリティが低いけどおもしろいなあ)と認識しつつ愉しむことが大事なのです。

・・・

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タグ:映画 アート
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コメント 3

(。・_・。)2k

今回のクールのドラマ観てないんですよね
楽しくないとドラマ観ててもねぇ
理由はやっぱり出演者って事になるのかなぁ

by (。・_・。)2k (2022-02-19 05:17) 

ゆうみ

wowwowは 繋がってないから見ることができないの
by ゆうみ (2022-02-19 15:17) 

hana2022

「朝ドラへ出演した映画俳優、オダギリジョーや浅野忠信ら映画俳優たちの凄さ、圧倒的深みを作品に与えるクオリティ」について・・・
「モネ」は、退屈さと地味な内容から途中で視聴を止めてしまった訳ながら。
現在放送中の「カムカムエヴリバディ」は、3人のヒロイン中で深津絵里&オダギリジョー編が、それぞれ過去をもつ二人が出会い、地味で思い通りにはならないながらも未来へと進んでいこうとする「るい」編が一番良い出来であった気がします。
日本の高度成長期を経て現代に近い今を生きるひなた編の行く末は不明ながら、あまりに軽すぎるかなと。
映画俳優がテレビドラマに出演をする。
若尾文子が最初の出演作品に坂口安吾の妻・坂口三千代役を演じた「クラクラ日記」を選んだように、また佐久間良子が「女太閤記」での豊臣秀吉=西田敏行がテレビ俳優であったのが気にいらなかったように、それぞれテレビドラマを一段下とする思いがあったようです。
ハリウッドでのグレン・クローズも一時、オファーが途絶えた時期にテレビ出演でしのいだ、その時本来自分は映画女優であるとの葛藤を抱えていたとか。
ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の「奇跡の丘」は未見でございました。ただ当時の映画界の異端児であり、異才パゾリーニだけにイエス・キリストを映像化した内容には興味深いものがあります。
by hana2022 (2022-02-19 20:32) 

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