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●「母連れ狼」末尾ル コ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~今、これから、観たい、松山ケンイチを、もっともっと。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



松山ケンイチのお話しの続きです。
結婚会見もそうですが、大河ドラマ『平清盛』に主演しましたよね。
世の中的には大河主演で(うおーっ!すげえ!!)となるのが一般的ですが、わたしの場合は気に入った俳優が大河出演すると、軽く(時に重く)失望します。
なぜか、という件に関しては今後いろんな形でお話していきますが、いつしか松山ケンイチ、極めて先鋭的なイメージだったのに反し、すごく鈍い存在に感じられてきた。
それでしばらくの間、映画に「松山ケンイチ」の名があると、(ふうっ…)と悪い意味での溜め息が出てしまう状態だったんです。

でもそうしたわたしの認識、間違ってました。
たとえば比較的近作の『BLEU』という映画で松山ケンイチ、「勝てないボクサー」を演じている。
これが何ともいいんです。
深みも味わいも怖さも同居している。
しかも極めて「映画的」演技を見せてくれている。
これは快感でした、鑑賞が。
ちなみに『BLEU』には木村文乃も出ていて、この女優もかなり好きです。
その「好き」な理由の大きな一つが彼女の「ある発言」なんですが、それはまた別の機会にお話ししましょう。

『BLUE』より以前の松山ケンイチ主演作に『聖の青春』という映画があって、村山聖という29歳で夭逝した将棋士を演じているんだけれど、これもなかなか見事な演技だった。
さらに『ホテルローヤル』という映画。
主演は波瑠で、松山ケンイチは「大人のおもちゃの営業」なんですが、これも実に滋味深い存在感なんです。

松山ケンイチ、何もかも観逃したくないです、今は。

・・・

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タグ:アート 映画
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(。・_・。)2k

木村文乃 なんだろう
気になりますねぇ

by (。・_・。)2k (2022-02-21 10:12) 

ゆうみ

彼のまなざしが好きです。
by ゆうみ (2022-02-21 20:24) 

hana2022

大河ドラマの「平清盛」はところどころ見ていたものの、松山ケンイチその人より、あの時代を思わせるリアルな描き方。また伊東四朗の怪演ぶりや、好きな井浦新が演じた白河法皇の孫であり、実は子供であった崇徳上皇の複雑な身の上、哀しみなどの方が印象に残りました。
子供の頃一生懸命見ていた大河ドラマも、最近は仰る通りに出演を機に人気に陰りが見えてくる、それは魅せるだけの魅力がない主役が続いてしまっている現実があります。
「デスノート」のLも、実はテレビ版しか見ていなくて、テレビ作品の窪田正孝も迫力を感じましたけれど、その他の出演者がいかにもテレビ的過ぎました。
木村文乃はその地味な雰囲気から、暗い役柄が多かった気がしますが、他にも引き出しをもつ人と思うから色々な役を演じてもらいたいかな。
「ホテルローヤル」を書いた桜木志乃さんの出身地である、釧路の人と親しくしていた関係から読みました。ラブホの娘と言うシチュエーションはほぼ本人の経験が元になっているとか、大人のおもちゃの営業さんはでてきましたね。
道内でも美しい夕日が見られる街である釧路。「綺麗な夕陽が見られるのは秋、夏でも出来るだけ遅い8月末が良いわよ」との彼女のアドバイスにより行った、道内3大名橋のひとつ「幣舞橋」から眺めた夕陽の美しさは格別でした。
by hana2022 (2022-02-21 21:10) 

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