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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~『別離』イングリッド・バーグマンの、その生命力の輝き。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。




イングリッド・バーグマンのハリウッドデビュー作『別離』。
70分程度の他愛無い不倫ものではありますが。
何よりもの見ものはやはりイングリッド・バーグマン。
その輝くような美貌は生活感にも溢れ、長身で伸びやかな四肢も眩しいほどである。

イングリッド・バーグマンについては、洗練の極みの感覚を持つ淀川長治氏などにとっては「田舎臭い」となるけれど、一般の人たちは日本だけでなく世界どこでも淀川さんほどの厳しい感覚はないのであるから、バーグマンの強烈な美貌に圧倒された。

イングリッド・バーグマンがスーパースターであったのは世界のほとんどの国で同様だったはずだが、特に敗戦直後に『カサブランカ』公開があった日本では、バーグマンは別世界の天女のように見えただろう。
わたしの父も問答無用で(イングリッド・バーグマンこそ史上最強の美女)と信じていた。

しかしバーグマンであれば間違いなく「史上最高の美女」候補であって、そう信じてもあながち間違いではないのだが、けれどこれが米国人であれば他にも選択肢があっただろう。
例えばリリアン・ギッシュであるとかヴィヴィアン・リーであるとかエリザベス・テイラーであるとか。

もっとも単に「史上最高の美女」という話題となると、クレオパトラや楊貴妃らが候補に挙がるわけで、また別の話となる。

それにしても『別離』は他愛無い不倫ストーリーなのだけど、イングリッド・
バーグマンの美貌というだけでなく、そう、その生命力ね。
そうなんだよな、『別離』のバーグマンに感じたのは「生命力」ですよ、「生命力」。



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」




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タグ:映画 アート
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コメント 3

(。・_・。)2k

スウェーデンも方なんですね
そっち系の綺麗さだなと思ったらやはり

by (。・_・。)2k (2022-06-07 10:28) 

ゆうみ

綺麗な人は 見栄えするから 印象も違うよね
by ゆうみ (2022-06-07 12:06) 

hana2022

これを白状したら、初恋のヒヨコさんに怒られる。軽蔑されてしまいますけれど。
〇〇ックオフで購入した「カサブランカ」は、未だ途中のまま。何時でも観られる状況ゆえ、鑑賞が最後まで至らず。
イングリッド・バーグマンンついて語るなら、観ておかなくてはなりませんのにね。
ただむかーし観た限りでは綺麗な人、ハンフリー・ボガードの渋い魅力の方が際立っていたよう感じました。
イングリッド・バーグマンとロッセリーニ監督とのスキャンダラスな不倫関係。
そして生まれたイザベラ・ロッセリーニは、デヴィッド・リンチ作品「ブルーベルベット」の印象が強すぎたのか、母親とは正反対のダークで隠微なイメージが出来てしまいました。
M・スコセッシ監督やゲイリー・オールドマンとの短期間の破局も、イメージダウンにつながっている気がします。

ヴィヴィアン・リーはクレオパトラを演じた女優の中で、最も美しいクレオパトラと言われているくらいですね。
ただエリザベス・テーラー版の巨額の制作費、数十万人のエキストラや、巨大なセット。
リチャード・バートン、レックス・ハリソンと言った出演者でも比較にならないところは惜しく感じます。
by hana2022 (2022-06-07 13:38) 

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