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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~常に愁いの表情、ウィル・スミスのモハメッド・アリの不思議。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

昨年アントニオ猪木が死去したのは、ここ数年の彼のコンディションからすると予想できたことではあったけれど、中高生時代に「燃える闘魂」という存在を一つの指針にしていた者としては、言うまでもなくどうにも深い喪失感を生んだ出来事だった。

ただ、亡くなったばかりだから大いに美化されているきらいはあって、アントニオ猪木、かなり醜悪なこともやってきたことは事実。

それはさて置き、プロレスラー猪木のキャリアの中で間違いなく真剣勝負だったとされるのが、
VSモハメッド・アリ
VSアクラム・ペールワン

どちらも今観てもいろんな意味で凄まじい。
いわばどうだろう、他の「普通」の格闘技は常にいわゆる真剣勝負なのだけれど、普段は「プロレス」をやっている猪木が特別に「やってしまった」からこその凄まじさ、圧倒的異形感なのだったと思う。

なにせモハメッド・アリ、スポーツ史上最高のスーパースターと称しても大袈裟ではない人間だ。
もちろん子ども時代のわたしはそこまでのこと知らなかったわけだが。

『アリ』というマイケル・マン監督、ウィル・スミス主演の映画があって、もちろんウィル・スミスがモハメッド・アリ役。
ところが彼の役作り、常に愁いを含んだ表情のモハメッド・アリってどうなんだろうと、ある意味珍品的な作品なのである。


「詩」by末尾ルコ

31日に買った
白とピンクが絶妙に配分された
薔薇の話をしてみよう

二本の薔薇。
どちらも
白とピンクが絶妙に配分された

ところがその内の一本が
どうしたことか
ずいぶんと淫らに
淫らに開いた
とても淫らに
その淫らさときたら、
『青い体験』のラウラと
比べてみようかな

ああその傍に
スイートピー
スイートピーの傍らに
二本の薔薇
スイートピーも二本
仄かな薫り

・・・

『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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ゆうみ

猪木選手の真剣なまなざしは忘れることが出来ません。
いつも まっすぐに生きられましたね
by ゆうみ (2023-01-18 19:27) 

hana2023

すいません。本記事に関係のない内容となってしまうのですけれど・・・
RUKOさんが「J」と名付けた若い女性に勧められたフランス映画三本、「シェルブールの雨傘」にひっかかってしまって、もう一度鑑賞してみました。
どうやら私、ミュージカルとは相性が悪いらしくて、どうにもハマれませんでした。
美しさの絶頂であったカトリーヌ・ドヌーブの美貌。彼女の着るパステルカラーやフェミニンなファッションの数々、髪型、映画の背景となるセットと、どれも溜息の出る綺麗さです。そこに流れる名曲の数々。
あの時代に、日本で同じような作品が撮れたかと言ったら、まず無理。
ラストの豊か過ぎる程の髪を盛り上げたドヌーブの金髪&毛皮のコート姿、お互いの幸せな暮らしぶりが伝わってくるラストシーン。それでも乗れずにいたのは、多分好みの問題であるかと。
もう一作の「タワーイングインフェルノ」については、甲乙つけがたかったものの、S・マックイーンの魅力が抜きんでていたよう感じられました。
それから私のところの大金温泉グランドホテル宿泊で、興味深い記事がありましたので。
小栗康平監督と、とある映画関係者が泊まった時について記されておりました。
https://osamu-kurosaka.hatenablog.jp/entry/20160117
by hana2023 (2023-01-18 21:15) 

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