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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『ポンヌフの恋人』のレ・リタ・ミツコ~デ・ニーロは俳優の肉体改造を。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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『ポンヌフの恋人』の中でデヴィッド・ボウイの『ModernLove』がかかり、ドゥニ・ラヴァンが疾走する。
だけじゃなく、『ポンヌフの恋人』で使われているレ・リタ・ミツコの『LesAmants』。
大好きなレ・リタ・ミツコの、とりわけ好きな『LesAmants』が。

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デ・ニーロが『レイジング・ブル』に於いて当時世界がひっくり返るような体重増をやったこと、『ニキータ』のアンヌ・パリローが長期間の肉体改造で「確かに暗殺者だ」と納得できる身体を創り上げたこと。ヴィゴ・モーテンセンが『イースタン・プロミス』でロシア系の男を演じるためにウラルに滞在したとか、そのような例を挙げるまでもなく世界的名優とまで称される俳優たちの役作りは「鬼」の域に達しており、そうした方法論名対して英国系の演技メソッドから時に批判が出ることもありはするけれど、「肉体改造までして」的なメソッドにわたしたちがどれだけ心を熱くし、勇気づけられもして来たか考えればどちらに軍配を上げようかと迷うこともない。
日本でもかつて田中絹代が、松田優作が・・・と名前を挙げることができるし。


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(。・_・。)2k

俳優さんの体作りって凄まじいですよねぇ
真剣に取り組んで作品作ってるのが伝わります

by (。・_・。)2k (2023-06-14 09:57) 

hana2023

「グリーンブック」を観て、ヴィゴ・モーテンセンのイメージがそれまでの、「ロード・オブ・ザ・リング」での勇者アラゴルンとの違い。その体型と共に、言葉はわからないまでも下流階級の労働者へのなり切りぶりは実際にいるかのようでした。
クローネンバーグの「イースタン・プロミス」もメモしたばかりです。
「グリーンブック」はマハーシャラ・アリ扮するドクターの登場シーンが、その演奏シーンと共によく出来ていると感じました。その前の「ムーンライト」も観なくてはですね。
「ポンヌフの恋人」は、ジュリエット・ビノシュの魅力がどうにも私には伝わってこないのです。
by hana2023 (2023-06-14 16:19) 

ゆうみ

俳優さんって 体重だけでなく
歯を抜いたり 役作りの為に命がけだね
by ゆうみ (2023-06-14 18:23) 

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