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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~「涙そうそう」もうたちゃんの課題曲~殺し屋と恋愛『ニキータ』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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うたちゃん(母)の課題曲の一つに「涙そうそう」があるが、これは作曲がBEGINで作詞が森山良子。
特にこの詞は23歳で死去した兄を想って森山良子が作ったものであり、その切実さは稀に見る純度となっている。
YouTubeには夏川りみ、森山良子、BEGINwith
桑田佳祐の歌唱する童画が挙がっていて、甲乙つけがたいと言うよりも、この場合は甲乙つけるのは失礼というものだろう。
ただ、夏川りみと森山良子の歌唱は以前からしょっちゅう聴いていたが、BEGINのは最近初めてだったから、これはもう心に沁みた。

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『ニキータ』の主役はアンヌ・パリローとジャン・リュック・アングラード。
パリローは彼女のキャリア全体を概観しても、「『ニキータ』のために女優になった」と評していいだろう。
「殺し屋」のイメージとしてまったく相応しい風貌、肉体、そして雰囲気を造形して撮影に挑んだ。
ジャン・ユーグ・アングラードはまだ若く綺麗で、ワルっぽいけれど繊細である。

そんな二人の「別れのシーン」は、わたしが知る映画の中の「別れのシーン」の中でもまさしく指折りのものだ。
哀しく、美しく、そして強い。

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