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「カルビーかっぱえびせん」パッケージ、そしてシーシュポス [ルコ(アルベール)的グルメ]

「ふん、かっぱえびせんが止まらないなんて嘘っぱちだ」
そんな風にうそぶいていた十代。
思えばぼくは青かったのかもしれない。

最近のある晩のことだった。
DVDを観ながら、ぼくの手はどうも動きを止めない。
そしてその指には「カルビーかっぱえびせん」がつままれているのだ。

親指と人差し指で軽くつまんだ「カルビーかっぱえびせん」。
ぼくの手はかっぱえびせんのパッケージと唇の間の往復運動を繰り返す。
確かにそれは止まりそうにない。
まるでシーシュポスの岩のように。
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