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酒井法子の愚かさ(Stupidity)と日本社会の愚かさ(Stupidity) [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]

酒井法子が覚せい剤を使用したことに関し、
彼女の生い立ちまで遡って理由を探求しようとする「ふり」をする番組も多いが・・時間の無駄だ。
どんな複雑な生い立ちがあろうと、酒井法子は世間的に「成功」し、十分以上の金銭的報酬も得ている。
複雑な生い立ちを過ごし、成人してからも社会的成功から見放されている人間ならともかく、
「成功」した酒井法子が覚せい剤に手を出したのは、あくまで現在の彼女の愚かさ(Stupidity)によるものではないか。

振り返るのであれば、酒井法子をスターにした日本社会の愚かさ(Stupidity)こそ大きな反省の対象だろう。
そもそも「歌もうたえない」「芝居もできない」「特に美しくもない」酒井法子がスターになってしまったことが日本の病理の一側面だ。
「酒井法子は歌えるじゃないか、芝居もできるじゃないか」というのであれば、それは芸術をなめているとしか言いようがない。

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コメント 3

オクサナ

こんにちは。



スポーツ誌の一面トップは、先週から昨日までずっと押尾学の逮捕に始まって酒井法子でしたね。



高校野球も始まってるし、もっと大事なニュースがいっぱいある筈です。


TVの政治部の記者が、先週衆院選の特番を放映する予定が押尾学の逮捕のニュースで流れたと嘆いてました。



酒井法子の犯罪を複雑な家庭環境が原因と決めつけた記事がありますが、複雑な家庭環境でも立派に真面目に生きている人は大勢います。



たしかに生育歴が性格に影響するのはわかりますが、原因は本人自身だと思います。



by オクサナ (2009-08-13 14:37) 

オクサナ

連続コメント、お許し下さい。




ルコさんのおっしゃる通り、マスコミが才能もない芸能人をもてはやし過ぎですね。




マスコミが寄ってたかって騒ぎまくるし、CMの契約金は高額だし、本人は何が何だかわからないのにビッグスター扱いですから…。



才能ある人は努力し続けるでしょうし、何よりファンの事を考えますから 無責任で非常識な事はしないと思います。


by オクサナ (2009-08-13 18:35) 

末尾ルコ(アルベール)

「日本的アイドル」というものを全面的に否定するつもりはありませんが、それでも本当の「アクター・アクトレス」や「シンガー」などとは別だと考えるべきですね。もちろん本木雅弘のように、アイドルから本物のアクターになるケースもあります。しかし酒井法子の人気は「バブル」以外の何物でもありませんでした。「ビッグスター扱い」自体が間違いです。その意味では今でも間違い続けていると言えますね。押尾学に関しては・・もはや論外ですよね。

                            末尾ルコ(アルベール)
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-08-13 23:35) 

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