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「ジュリア」 [末尾ルコ(アルベール)の成長する小さな映画批評]

「ジュリア」フレッド・ジンネマン監督

アメリカやフランスにはときに「2大女優対決(競演)」というべきジャンルの作品が現れる。脂の乗り切ったジェーン・フォンダとバネッサ・レッドグレーブの競演は映画史に残る迫力。ストーリーも演出も一級品。

8点

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コメント 2

オクサナ

又々、懐かしいです。



私は高校生の時に劇場で観ました。



2大女優の対決もさることながら、ジェーソン・ロバーツや名前忘れましたがオーストリア出身のマリア・シェルの弟さんなど助演陣も芸達者が揃ってる作品です。



ジェーン・フォンダはバネッサを尊敬していたようです。



この映画でバネッサはオスカーの助演女優賞を受賞しましたが、当時バネッサはイスラエルのパレスチナ政策を批判していましてオスカーの授賞式会場が騒然として授賞式でもバネッサは非難されました。



思い出しました、マリア・シェルの弟さんはマキシミリアン・シェルです。『ニュールンベルグ裁判』でドイツ人の弁護士を演じた彼です。

by オクサナ (2009-09-12 22:37) 

末尾ルコ(アルベール)

>当時バネッサはイスラエルのパレスチナ政策を批判していましてオスカーの授賞式会場が騒然

本場アカデミーでは受賞のときのスピーチが波紋を呼ぶことがよくありますね。
もう一つ言えるのは、俳優たちが政治的な意味でも社会に対して常にメッセージを送っていること。今年のショーン・ペンもそうでした。
比較しちゃなんですが、日本の俳優たちはまだまだ視野が狭いとしか言いようがないですね。
テレビドラマへ出て満足しているような俳優たちには望むべくもないですが。

                           末尾ルコ(アルベール)
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-09-12 23:45) 

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