大失速気味「オトメン（乙男）」第6話。吉高由里子「東京ＤＯＧＳ」のこの人は誰？

残念ながら、岡田将生・夏帆の「オトメン（乙男）」が大失速気味だ。第6話はまったくおもしろくなかった。
岡田将生・夏帆という日本映画界の宝的人材を主演させておきながらこの内容。「だからテレビドラマは」とまたもや言いたくなる。
特に夏帆がまったく生かされてない。
ほとんど突っ立っているだけだ。
微妙な感情表現を得意とする夏帆に対してこの展開。「宝も持ち腐れ」としか言いようがない。
「重力ピエロ」であれだけ危険な美しさを見せた岡田将生も回を追うごとに「鈍い」美貌になってきている。
これはもちろん才能ある2人のせいではない。
まず出演者が多過ぎる。
「学園もの」だから多少は多くもなろうというものだが、どんどん主演の2人からフォーカスが遠ざかっている。
もう一つ重要なのが、岡田将生と夏帆のライバル的存在が木村了と桐谷美玲というのがいかにも弱く、盛り上がらないのだ。

ちなみに視聴率は、「オトメン（乙男）」第6話6.0％、「オルトロスの犬」第8話7.0％、「メイド刑事」最終回9.6％だ。

ここでクイズ。
石井祐介という人物がいる。
吉高由里子と何らかの関係がある人物だ。
何でしょう？

そう、「東京ＤＯＧＳ」の演出を担当する一人なのです。
これまでの実績は、「ヴォイス　命なき者の声」「ＢＯＳＳ」（両方フジテレビドラマ）などの演出だ。
ええ、それだけの話。（ははは←ロス・マクドナルド風の乾いた笑い）

「ブザー・ビート」の話題は、また明日にでも。

タグ：吉高由里子 映画 アート 「オトメン（乙男）」 夏帆 岡田将生