SSブログ

小説 瑛次、神秘のアンチエイジング 74 ささくれ立った音楽 [小説 瑛次、神秘のアンチエイジング]

1度の質問で「好きな音楽」に対する実験は終わった。
少なくとも良子の側で瑛次の音楽嗜好に合わせる気はない。
もう1つの実験は、瑛次に自分の好きな音楽を聴かせることだ。
どんな反応をするか見当はつくが、その中でも「受けつける音楽」「受けつけない」音楽があるだろう。
実は良子の好きなのは「ささくれ立った音楽」だ。
これは良子が自分で納得している表現なので、他人には使わない。
いや、かつて友人に「ささくれ立った音楽」と言ってみたが、「え、音楽がささくれ立ってるの?」と軽く笑われてしまった。
それ以来誰にもこの言葉を使っていない。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。

nice!(29)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 29

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0