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タランティーノ「イングロリアス・バスターズ」の見どころ 2 「笑い」の受容度 [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]

「イングロリアス・バスターズ」には乾いたブラックなユーモアが随所に見られる。
要するにわたしは何度も笑った。
ところが(わたしの行ったときには)劇場の中でほとんど「笑い」は起きなかった。
「イングロリアス・バスターズ」についてだけではない。
これは日本で「笑い」を含んだ外国映画を観るときによく起こる現象なのだ。
なぜ観客はわらはないのか?
もちろんそこにある「笑い」が分からないからに他ならないが、「外国映画なんで分からないなくて当然」というものでもない。
様々な「笑い」が理解できるだけの「感覚」や「知識」は常に磨いていなければ。

少なくとも「イタリア人を装うシーン」(観れば分かる)では大いに笑いたい。
ちなみにわたしは冒頭の「音楽」からおかしくてたまらなかった。
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