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北川景子「花のあと」・・美しい時代劇へ その五 [生と死のためのアート]

「花のあと」で極めて楽しめたのが武家社会の雰囲気。
かなり入念に、時にわざとらしくさえ思えるほど、武家社会の人間の所作を再現しようとしているように見えた。
わたしにはそうしたことの専門知識があるわけではないから、それらの所作などが「本物」かどうかははっきりと分からない。
しかしスクリーンで観る彼ら彼女らの歩き方、立ち方、距離、その他もろもろ、「こうであったのか」というイマジネーションをかき立ててくれた。
特におもしろかったのは食事のときの寒々した雰囲気だった。

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コメント 3

よーじっく

こんばんはぁ(^^)/
そうですね。食事のシーンは寒々しかったですね。
ただ使用人たちの食事シーンだと、さらに冷たさが沁みます。
だいたい妻は夫とではなく、使用人たちと食事したりしますしね。
時間の流れ方が、根本的に違う点でも、この作品は
久しぶりに、「間」を楽しめた映画でした。
by よーじっく (2010-04-03 00:34) 

末尾ルコ(アルベール)

よーじっく様

あの寒々とした雰囲気、よかったですね。
映画ならではのおもしろさでした。
「間」に関してもおっしゃる通りです。

そのあたりをまったく評価しない評論家がいるのは残念ですね。

                               RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-03 01:01) 

北川景子よかんべぇ

北川景子に夢中です
by 北川景子よかんべぇ (2010-04-03 21:34) 

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