「知らないことを知らず、知った風なことを言う」人間 「うるさくてもシズカ」大石静 「婦人公論」(2009 8/22) [ルコ的読書]
前回「浴衣の着方」に関する文章を紹介したが、実はわたしは物心ついて以来「和装」というものをしたことがない。(笑)
物心つく前にはどうだったかというのはもちろん記憶にない。
けれど日本の伝統や伝統美に対する敬意や関心は十分持っているつもりだ。
人間だれしも「全て」を知ることなどできないが、「全てを知っているわけではない」ことを知ることはできる。
と、こうなるとソクラテスの「無知の知」という命題に行きつくわけだが、ギリシャ時代の哲学者の真理はもちろん今も生きている。
「知らないことを知らず、知った風なことを言う」人間と話するほど不快なことはそうそうないのだ。
大石静は次のように書いている。
若者の心の中に、先人の作った伝統美への敬意がないのは問題だ。敬意をあえて持たないなら、それはそれで意志があり哲学がある。
しかし多くの若者は、ただものを知らないだけだ。そのことに問題がある。
「うるさくてもシズカ」大石静 「婦人公論」(2009 8/22)
物心つく前にはどうだったかというのはもちろん記憶にない。
けれど日本の伝統や伝統美に対する敬意や関心は十分持っているつもりだ。
人間だれしも「全て」を知ることなどできないが、「全てを知っているわけではない」ことを知ることはできる。
と、こうなるとソクラテスの「無知の知」という命題に行きつくわけだが、ギリシャ時代の哲学者の真理はもちろん今も生きている。
「知らないことを知らず、知った風なことを言う」人間と話するほど不快なことはそうそうないのだ。
大石静は次のように書いている。
若者の心の中に、先人の作った伝統美への敬意がないのは問題だ。敬意をあえて持たないなら、それはそれで意志があり哲学がある。
しかし多くの若者は、ただものを知らないだけだ。そのことに問題がある。
「うるさくてもシズカ」大石静 「婦人公論」(2009 8/22)
脚本家としてのイメージしかないですが
ん~そんな感じの?作品かなヾ(´▽`;)ゝ
by nano (2010-04-03 07:30)
nano様
そう言えば、このエッセーと彼女の作品はあまり一致しないかも。
まあこの記事では「大石脚本」のことは忘れています。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-03 08:03)
おはようございます^^
ブログのお話とずれますが、人の名って体を表しませんね^^
静さんって大体煩い^^
知ったかぶり・・・嫌ですね。
by mimimomo (2010-04-03 08:38)
mimimomo様
> 静さんって大体煩い^^
おお!そうですか!
わたしの周囲に静さんは・・いないですう。(゜-゜)
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-03 08:50)
そうですね。
「知らないことを知らず、知った風なことを言う」人、
私がもっとも嫌いな人です。
しかも、こういう人はえてしてがさつですから、嫌みを言っても通じないし、気づきもしないので、恥ずかしいとも思わない。
ますます嫌いになります。
by cjlewis (2010-04-03 09:49)
cjlewis様
> 私がもっとも嫌いな人です。
もちろん覚えております。(笑)
そのことも意識しながら書きました。(再笑)
> 嫌みを言っても通じないし、気づきもしないので、恥ずかしいとも思わな い。
わたしも昔からそういう状況に多く出くわしてきました。
もう、なんとも言えないですよね、そんな人たち。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-03 12:32)
しってます!ってなかなかいえない と思うんだけどなぁ
言っちゃう人って ある意味すごいなぁ とか思ってみたりします
by ねこじたん (2010-04-04 08:52)
ねこじたん様
そうですね~。
やはり「知らないことを知らない」って怖いです。(゜-゜)
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-04 12:00)