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迎えられるのも悪くない、と思った朝。 [生と死のためのアート]

いつも何かに迎えられたいなどとはぜんぜん思わない。
絶対に誰とも会いたくない日もよくある。
それでも何かに迎えられると「助けられた」と心から感じることも少なくないものだ。

そう、迎えてくれるのは人間だけではない。
水の音であったり、空の色調であったり、鳥の鳴き声であったり・・。

ある4月の朝。
小雨の中を傘をさして歩いていた。
ふと気が付くと目の前に桜の花びらの道が開いていた。
雨の日のモノトーンの中、それはあまり鮮やかな花びらの色だった。
(迎えてくれたんだ)
ぼくはそう微笑んだ。

タグ: 美学 アート
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ねこじたん

それに気づくって事も 素晴らしいと思いますよ〜
by ねこじたん (2010-04-17 03:53) 

末尾ルコ(アルベール)

ねこじたん様

気をつけていれば、素敵なものに出会えます。

                       RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-17 08:51) 

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