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小説 神秘アンチエイジング&エロス 226 細かな光 [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

瑛次は眼球だけで二人の間をうろうろした。
まったく先の読めなかった状況から突然光が射して来て、辿るべき道が眼前に開けた心地だ。
(助かる!)
穏やかになった店主の顔。
そして店員の顔。
店主の周りの空気が柔らかに密度を薄くしている以上に、店員の周囲には細かな光が無数に散らばっているようにも見える。
(この娘、こんな顔してたかな)
やや小柄な女は瑛次が自分の顔を窺っているのに気付き、小さく微笑を向けた。
ジーンズにTシャツ、その上に白いエプロンを纏(まと)っている。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。
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ねこじたん

やばい!店員は男だと思ってた!

by ねこじたん (2010-04-24 22:13) 

末尾ルコ(アルベール)

ねこじたん様

女です!笑

       RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-25 00:15) 

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