SSブログ

寺島しのぶの憧れる女優の一人、フランスのサンドリーヌ・ボネール 3 [生と死のためのアート]

サンドリーヌ・ボネールに限らず、日本で劇場公開されるフランス俳優出演作品は彼らの全キャリアの中のごく一部であることが多く、「フランスでは大スターだが日本では全く無名」という俳優も多くいる。
思えばもったいない話だ。
特に日本人は外国のコメディ映画が苦手で、フランスにはハリウッドよりも遥かにおもしろいコメディがあるけれど大方は日本の劇場にかからない。
「もっといいものを」「もっと質の高いものを」という欲求があればフランスの作品に行きつくことが多いと思うのだけれど。

さてサンドリーヌ・ボネール作品の中で特に「ビギナー」の方にお薦めは「仕立て屋の恋」と「灯台守の恋」だ。
どちらも「恋」が付いているが(笑)、もちろん普通のラブストーリーなどではない。
そして10年以上の隔たりはあっても変わらぬボネールの「大人の」としか言いようがない色気が堪能できる。

フランス映画の雰囲気に慣れたら、ボネールのキャリアの中でも大きな達成である、ジャック・リヴェット「ジャンヌ/愛と自由の天使」「ジャンヌ/薔薇の十字架」を。

nice!(25)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 25

コメント 2

cjlewis

恥ずかしながら、どちらも観たことがないので、
今度ぜひ、観てみたいと思います。
by cjlewis (2010-04-26 02:25) 

末尾ルコ(アルベール)

cjlewis様

そうですか!
まずは「仕立て屋の恋」がお薦めです。(^_-)-☆

                     RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-26 02:38) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0