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戦慄と美のヴァンパイヤ映画「ぼくのエリ 200歳の少女」。 [生と死のためのアート]

「吸血鬼」カール・テオドア・ドライヤー監督
「ノスフェラトゥ」ウェルナー・ヘルツォーク監督
「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイヤ」ニール・ジョーダン監督
「ナディア」マイケル・アルメレイダ監督
「アンダーワールド」レン・ワイズマン監督
「アンダーワールド エボリューション」レン・ワイズマン監督

上の6作をわが愛するヴァンパイヤ映画として挙げ、それに関連したことをいろいろ書いている今日この頃なのだが・・、凄いヴァンパイヤ映画を観てしまった。
もちろんスウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」だ。
ヴァンパイヤ映画に何を求めるか、あるいは「映画」に何を求めるかという根源的な問いかけまで想起させられるほど映画的魅力に溢れた傑作だ。
「ぼくのエリ 200歳の少女」には詩があり、絵画があり、愛があり、哀しみがあり、孤独があり、永遠があり、そして恐怖と死、何よりも映画がある。
そして「美」と「恐怖」が完璧に同調した最高のクライマックス。
「戦慄」という言葉は「ぼくのエリ 200歳の少女」のクライマックスのためにある。

というわけで、「ぼくのエリ 200歳の少女」はわが愛するヴァンパイア映画の中でも特筆すべき位置を占めることになる。




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Labyrinth

(^_^)ノ こんばんは。
これは是非拝見しなくちゃ!ですね。
楽しみです。
by Labyrinth (2010-08-05 02:23) 

末尾ルコ(アルベール)

Labyrinth様

もお~、素晴らしかったです♡

                RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-08-05 07:26) 

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