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聖書における「預言」「異言」・・そして「奇蹟」 [生と死のためのアート]

「預言」と「異言」について書いておこう。
読めば「よげん」だから「予言」とどうしても混同してしまうことが多いが、「予言」は未来のことを語ること、そして「預言」は神と直接交流したものが神から授かった言葉を語ること、あるいはその言葉を指す。
「異言」とは、つまり「知っているはずのない」外国の言葉、あるいは誰も意味を理解することのできない不可思議な言語を語ることができることを指す。
キリスト教という文脈を離れても、「預言」「異言」ともに極めて神秘的で魅力的な現象だ。
もちろんこうした現象を全て「非科学的」と一笑することは簡単だろう。
聖書に記述されていることを全て「科学で説明できる」と主張する向きもある。
わたしはもちろんこのような現象(聖書に記述されている奇蹟など)を文字通り信ずるのようなファナティック(狂信的)なスタンスには絶対反対だが、「全て科学で説明可」とする態度、あるいは「全て作り話である」と一笑する態度にも賛成できない。
「奇蹟が絶対起こらない」などという世界には住みたくないのだ。

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バロックが好き

夢見ることのできる世界が好きです♪
by バロックが好き (2010-08-20 12:36) 

末尾ルコ(アルベール)

バロックが好き様

ですよね~♪

            RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-08-20 18:49) 

スマイル

>奇蹟が絶対起こらない」などという世界には住みたくないのだ
大同感です☆
by スマイル (2010-08-20 23:48) 

cjlewis

中途半端なトシのころ、
何で世界の頂点にいるような知識人が敬虔なキリスト教徒なのか、
実は理解不能だったんですね。
でも、聖書の中に出てくる教えのほとんどは
「たとえ話」なんですよね。
そのエピソードからどんな教訓を得るかは、
個人のイマジネーションと判断なわけです。
もちろん、日曜礼拝などに行けば、
牧師が「説教」と称して解説してくれますが、
聖書の言葉を身近なものにするのは、自分自身でしかありません。
そのへんが、多くの日本人には理解させれませんよね。
by cjlewis (2010-08-21 00:06) 

末尾ルコ(アルベール)

スマイル様

ですよね!

          RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-08-21 01:20) 

末尾ルコ(アルベール)

cjlewis様

実はですね・・、わたしずいぶん以前に「何か」を求めて(日本の)日曜礼拝に出てみたことがあるんです。カトリック、プロテスタントどちらも。
で、「何も」得られませんでした。

きっといい教会もあるんでしょうが、聖書は自分で読むこと、そして補足として聖書に関する様々な解釈や歴史書などをひも解いてみること・・、これがベターな方法だというのが今のところの結論です。

                               RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2010-08-21 01:27) 

ねこじたん

奇跡 偶然 なんか魂があって 生きてる感じがするから好きです

科学で解明も好きだけど
不思議だといろんな想像ができて楽しいです
by ねこじたん (2010-08-21 11:01) 

末尾ルコ(アルベール)

ねこじたん様

科学が人類の幸福にとって偉大な業績を上げてきたのはもちろんです。
しかし「すべてを解明できる」というのはちょっと違うのではと思いますよね。

                             RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-08-21 14:30) 

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