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やや平板だった綾瀬はるか「ホタルノヒカリ2」第8話。「みぽりんのえくぼ」不思議なキャリアを歩む広末涼子。吉高由里子のフランス映画出演を切望する。 [吉高由里子]

綾瀬はるか「ホタルノヒカリ2」第8話は、最終回へ向けての着陸態勢を整えるためだろうか、ストーリーの調整に入ったような内容で、いつも楽しみにしているクレイジーさは控え目だった。
藤木直人(部長)との結婚へと至るか、それとも向井理の方へ走るかという興味を視聴者に与えながら、果たして最終回で結論を出すのか、それとも噂されているように「映画」につなげるのか。

土曜日に「みぽりんのえくぼ」が放送される広末涼子だが、考えれば面白いキャリアを歩んでいる女優だ。
初期から振り返っていると長くなるのでここではしないが、映画「おくりびと」で本場アカデミー賞の壇上へ上がってから「一流」の風格ができてしまった。
しかし「おくりびと」の中の広末涼子はそれ以前と何ら変わったところはなく、映画自体は本木雅弘を中心としたスタッフ・キャストの執念によって成立したものだった。
確かに「死」を扱った内容の作品の中で、広末涼子の「明るさ・軽さ」が効果を発揮してはいたが。

吉高由里子にも近い将来米アカデミー賞の会場に出席できるようになってほしいと思うが、それよりもやはりカンヌ映画祭だろう。
優れた日本映画出演によりカンヌへ出席するのもいいが、何らかの形でフランス映画へ出演してほしい。
吉高由里子には絶対にフランス映画のクオリティが合っている。

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