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パリ・オペラ座バレエ団のエトワールとヌレエフ時代 [愛とバレエ]

「ヌレエフ世代」と比較すると「どうも今は・・」という評価を受けがちなパリ・オペラ座バレエ団のエトワールたちだが、どんなジャンルであろうと「凄かった時代」というのはあって、闇雲に「過去」を懐かしんでも仕方がない。
あるいは「素晴らしかった過去」というのはどうしても「美化」されるものであり、「美化」された過去には何ものも適わないという側面もある。
しかし例えば映画の世界ではとてつもなく凄かった1960年代~70年代と比較したら、特にアメリカ映画の衰弱はかなり目に余るものがある。
そのようなケースとなっているのであればパリ・オペラ座バレエ団も批判されてしかるべきだけれど、そんなことはない。
コール・ド・バレエの隅々にまで張り詰めた「美」の緊迫感は絶対他のバレエカンパニーには見ることができないもので、いや、パリ・オペラ座バレエ団が創造する芸術は他のどんなジャンルの芸術でも実現不可能なものだ。

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